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第329回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第329回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ
 
 
 かねてから雀魂のアニメ化を予想していましたが、来年4月から本当にアニメ化されることになりました! アニメ化が実現したら二次創作的なものを始めると公言していましたが、奇しくも「一姫でもわかる現代麻雀技術論」連載を開始した矢先のアニメ化発表。「現麻本」の単なるアップデートではなく、シナリオにも凝りたいですね。

雀魂牌譜

南2局

上家が飛び寸前。飛ばして逆転トップが理想ですが満貫ツモでは足りず跳満以上にするのは難しい手牌。1000点なら上家からアガっても飛ばさず、オーラスは自分が親で満貫出アガリでも逆転トップ。よって[赤5]ツモ切り。平たい点数状況では起こりえない手筋が見られるのも三麻の面白いところです。

目論見通り平和のみを聴牌しますが、上家からリーチが入ったので出アガリでもツモでも上家を飛ばして2確になったところで通ってない牌を引き一旦降り。しかし最終ツモで再度聴牌。聴牌に取らないと次局は再び満貫ツモでもトップが取れませんが、聴牌に取れば満貫出アガリでもトップです。

しかし私は[2]がノーチャンスとはいえ、聴牌打牌と牌の見え具合から[2]と何かのシャンポンがいかにもありそうという理由で切れませんでした。確かに[2]は雀頭だったのですが、仮に放銃したとしてもそこから更に不運が積み重ならなければラス落ちまでは至らないことを踏まえると仮に現物があったとしても[2]を押すべきでしょう。三麻は形テンの価値が低いと言いますが、今回は「三麻とはいえ形テンの価値が高い」局面だったのです。

しかも聴牌を取らないにしても[⑦]を切ったのは疑問手。[3]は3枚見えなのでシャンポンにも当たらず、[3]単騎についても2枚目の[南]が手出し(連荘必須の上家が雀頭無しの形で受け入れを狭めて安牌を抱えていたことになる)であることからその可能性は薄い。少なくともたまたま[⑦]待ちが残っている可能性の方が高いと判断して然るべきでした。

南2局1本場

リーチツモ三暗刻ドラドラ。リーチツモで逆転手を聴牌。上家から出た場合は見逃しますが、上家からリーチが入れば満貫出アガリでもトップであることは注意が必要です。しかし前局聴牌を取っていれば[5][8]出アガリでもトップなので、改めて点数状況を意識することの重要性を痛感させられます。

[北]を抜けたのでこれで上家から[5][8]が出てもトップ終了。

無事逆転することが出来て会心の一局…かと思いきや、牌譜を見返してみると結果上手くいっただけの「改心」の一局でした。

再び7000pt台に回復しましたが、「一姫現麻」と並行していつも通りゆっくり進めていきたいと思います。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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