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第348回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第348回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

一姫現麻、明日第10話更新します。テーマは「強くなりたければノータイムで打てるようになれ」「牌が放銃になるメカニズムを理解しよう」です。よろしくお願いします。

雀魂牌譜

南2局

1メンツも無いアガリに遠い手。手役を付けるためにも字牌を残します。

和了までの距離(向聴数+1)で言えば七対(4)、国士(5)、混一(6)ですが、和了まで遠い手は鳴いて手が進むかどうかで和了率が段違い。鳴く牌が出る前に七対や国士で聴牌することは滅多にないので天秤にかけずに最大限に混一を目指します。

鳴いてもメンツの数は増えませんがメンツ候補の数は増えるので混一(5)から混一(4)に前身。

[中]重なり混一(3)、[発]ポンして混一(2)。11600でも下家から和ればトップ終了なのでなおのこと小三元までは狙いません。打[白]

[中]をポンして混一(1)。ツモ倍満のリーチを入れた下家が[二]を掴み混一(0)!飛ばしてトップ終了という最高の結果になりました。上家も混一で聴牌していましたが、[④][⑤]を残していれば[北]のみで和ることが出来ていました。普段なら1飜手から3〜4飜手にする混一狙いが有力なのですが、今回のような逆転が十分に想定される以上ピンズリャンメンを落としてまでソーズ混一にこだわらない方がよかったように思われます。

更に言えば、今回ほど混一が色濃く見える手ではないとしても、他家の和了打点を下げる目的で、一色手の高打点を匂わせる仕掛けを入れておくのが有力であるということも言えます。いわゆる「ブラフ」ですが、「一色手狙い」「ブラフ」のような戦略そのものより、その戦略が結果にどのような影響を与えるかに着目することで、取るべき戦略がより明確になります。

ptもようやく3000超え。とりあえず原点復帰を目指しましょう。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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