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第349回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第349回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

英語版公式によると明日からログインボーナスが貰えるそうです。これからも張り切ってジャンジャン遊んでいきましょう!

雀魂牌譜

東1局

[②][⑤]引きで聴牌する受け入れが4種16枚→8種28枚になるからと[発]を切ってしまいましたが、前者でチーテン含めタンヤオドラ3リャンメン聴牌になる受けが後者ではタンヤオドラ2になってしまいます。[③]が将来放銃牌になりやすいことも踏まえて[③]切りでした。

そのことに気付いて次巡慌てて打[③]とするも上家に放銃。上家の[四]は空切りだったので実際は前巡に切っていても放銃でしたが、かなりのやらかしになってしまうところでした。

東2局

[東]重なりで高め満貫、[⑤]切ってもドラ[④]は使える、将来の放銃率で打[⑤]。他家がこちらの仕掛けに降り気味に打っているなら最大限に高打点を狙う打[七]も候補に挙がりますが今回はそこまでする余裕がなさそうです。

終盤の打[②]リーチに一発目に引かされた[①]。いかにも[①][④]が想起されますが、やや負けの親で聴牌から降りた方がよいとも思えずツモ切り。

[①]は残り1枚でしたが、[赤⑤]切っても[④]でアガった時にほとんど打点が変わらないので下家は打[赤⑤]リーチがよかったですね。

南4局

オーラス。メンピンでもアガれば3着→2着ですが、リーチすると4着に5200放銃または満貫被ツモで3着→4着。リーチ棒の出費が着順に直結しかねない局面であっても、先制聴牌でリーチを打つメリットがあるなら基本はリーチするものです。しかし順位点が△2-△1-0-▲4となると、「リーチすることによる2着率アップ」が、「リーチすることによる4着率アップ」の4倍以上必要。そのうえ待ちが押してくる他家からも出アガリしにくいドラ[3]。ダマでもツモなら2着浮上となると流石にダマを選択。

私は人より役無しダマ率が低いつもりですが、「流石にダマ」をやるとリーチしていても出てた他家からアガリ牌を切られてしまうことがよくあります。「マーフィーの法則」というやつかもしれませんが(笑)

下家からリーチが入ったので、上家にアガられて4着になる可能性が大きく下がりました。そのうえ点数状況的に下家のリーチは役無し濃厚。しかも降りていればほぼトップの対門が御丁寧に赤ドラを連打しているので、一発でも下家に12000放銃は相当なレアケース。よってここでツモ切りリーチに切り替えるべきですが、「そこそこ起こりうるレアケース」をケアするがあまり、「レアケース中のレアケース」まで恐れてしまい打[9]

石橋を叩いて渡れと言いますが、叩き過ぎて壊してしまったらいけませんね。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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