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第355回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第355回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

雀魂アニメの放送日も近づいてまいりました。しかし短時間のアニメなので登場キャラは一部のみ。「一姫現麻」は可能な限り全てのキャラに活躍の場を与えさせたいですね。一姫現麻も4月1日に第13話を更新します。

雀魂牌譜

東1局1本場

七対子1シャンテンですがメンツ手としてみるとリャンメンが揃った2シャンテン。このようなケースで1シャンテンを維持するかどうかについてはこちらの記事をご覧下さい。今回は[1]を引くと安くなるからという理由で1シャンテン維持の打[2]としましたが、ドラ[4]を引くようなら七対子よりメンツ手の方が高くなる場合があり、シャンテン戻しをする余裕のある序盤であることも踏まえると打[五]がよかったように思われます。

早いリーチに安牌無し。先程と同じ牌姿になりましたが、こうなればワンチャンスかつ1シャンテン維持で[2]ツモ切りが無難でしょうか。

上家がタンヤオでない2副露。対リーチにわざわざ手を狭めてまで押してきているとなると、[発]がロン牌かつドラを固めて高打点である可能性が十分想起されます。

しかし相変わらず安牌皆無で、対戦相手の打ち筋をみるにさほど精度が高くない仕掛けであることも否定できないと判断して[発]切り。上家からはポンの声がかかりました。

安牌は増えませんが聴牌すれば押せる手になりました。打[五]

リャンメン聴牌に取れるなら大概押してよいのですが、ベタオリとの比較ではなく、「鳴かずに高打点聴牌で押し返せる可能性が残る(しかも聴牌打牌が現物になる場合もある)1シャンテンを維持する」選択との比較。開幕対門が親跳満をツモって突き抜けたこともあり安手で放銃リスクを負うだけのリターンが見込みづらいこともありスルーを選択しました。

ダマでも5200以上の現物待ちで聴牌しましたが、上家はリーチしても降りないと予想されるのでこうなればリーチ。

一発に裏までついて跳満和了。ここから一時的に対門を捲くってトップにまでなりましたが、オーラスに差し込んでトップを維持できる牌を選べずに再逆転され2着に終わりました。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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