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第375回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

第375回 ネマタの雀魂日記〜魂天になるまでやめれま天

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ネマタの雀魂日記とは
  • 『ネマタの雀魂日記』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによるネット麻雀「雀魂」で魂天位を目指すコラムです。
  • 初回はコチラ

雀魂アニメ第8話。明智つながりで名探偵回…と思いきや、雀魂ファンであれば開幕からオチが分かってしまう回。あのクッキーには一体何が仕込まれていたのでしょうか。

一姫現麻第20話更新しました。「誠実の章」は奇しくもこの二人が主役。名門のエリートや高IQの天才と言えば創作内では噛ませ犬にされがちですが、正直そればかりでは物語として面白くないので、天才が天才らしいところもちゃんと描きたいですね。

雀魂牌譜

東2局

赤2枚もあれば手役は考えず最も手広くアガりやすい形に受けるのが基本ですが、東ポンで聴牌することが多く打[9]として[8]ツモでも手広くなるのでロスは少ない、それなら[五][六]ツモからの倍満手までみるに越したことはないとみて打[9]を選択。

 

では自分で[九]を切っていてツモ[八]ならどうするか。打点込みならこれでも打東な気もしますが、元々の打点が高いため[②][⑤][⑧]ツモはフリテン残りより[4][東]シャンポンがよいとみてツモきり。

結果的には即裏目引きからのアガリ逃し。形としてはシンプルな一向聴でも、打牌選択に迷うケースはまだまだたくさんあることに気付かされます。

東2局3本場

親の2フーロは安手であることが多そうですが、いずれにせよこの2シャンテンから放銃リスクを負うだけの利点がないので打[四]

しかしこの選択が仇となって流し満貫逃し。流し満貫を想定するのは無理でも、[赤五][4]と引くなどして押し返す手順はあるのですから、和了の可能性が低く放銃しないだけなら簡単であれば都合良くツモが噛み合った時のことを想定しておくべきでしたね。

南3局

ラス前ツモればトップ、ツモられれば親かぶりでラスがあるので何としてもアガりたいところ。[⑨]4枚見えにつき打[⑧]

[③]が通ったので[⑥]も中スジ。それなら通りやすい牌を切った方がアガリやすいとみて中スジの打[⑤]

アガリ逃し。打点差もなくリーチに無スジの[⑦]は切られにくいのでツモ切り続行。

またしてもアガリ逃したうえに下家がアガってラス落ち。オーラスに手が入り無事ラスを免れましたが、道中何度も加点を逃してしまったので気が気でありませんでした。最善を尽くしたが故に結果的に報われないことも多々あるのが麻雀ですが、結果に強く影響する局面ほど焦らず力を入れたいものです。それではまた次回。

雀魂 について


オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。

 

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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