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ネマタの戦術本レビュー第754回「セット麻雀必勝法 著:H坂 その6」

ネマタの戦術本レビュー第754回「セット麻雀必勝法 著:H坂 その6」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!
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第1章 16

 順位点に関するルールは、本書の例のように図にしてみると分かりやすいのですが、いわゆるルールブックでは解説されないことも多く、言葉にしてみると結構ややこしいものです。とりあえず基本的なルールだけ覚えて麻雀を始めた人の中には、自分がどの程度勝ったり負けたりしているかもよく分かってないという方も多いのではないでしょうか。
新しい人をいい「お客様」とみるかどうかは別として、丁寧に説明する習慣が広まって欲しいものです。

第1章 17

 フリー雀荘なら好きなだけ対局することが出来ますが、セットとなるとメンツ集めが必要なので、初めても人でも安心して参加できる環境作りが大切です。ルールを明確にして固定化するのもその一環です。

 天鳳勢メインでセットを打つことが結構ありますが、切り上げ満貫あり、西入無しで他は天鳳ルールに準拠(但し順位点についてはその場に応じて決める)でやることが多いです。麻雀は細かいルールの違いが色々とあるので、スムーズに事を運ぶためにもルールを固定化するのが望ましいですね。

第1章 18

 麻雀は運の要素が強いゲームですから、初心者相手に手加減無しでも負ける時は負けます。たまには勝てるからこそなおのこと楽しいというのが麻雀の魅力でもあるので、本気を出そうとまではせずとも、わざと負けようなどと考える必要はありません。負けが込んでいる人がいる時は本書にあるように場を和ませることを考えれば十分です。麻雀の後で何か美味しいものを食べに行くのもいいかもしれません。卓内では最大限に勝つためにはどうすればよいかを考える一方で、卓外では最大限に場を長持ちさせるためにはどうすればよいかを考える。セット麻雀の勝ち組になるためには、麻雀以外の知識も押さえておきたいものです。

竹書房で一番麻雀が強い男が明かすセット麻雀必勝法

史上初、セット麻雀(知り合い同士の麻雀)必勝法の本です。

もし知り合いと麻雀をしたことのある人でしたら感じたことがあると思いますが、どんなセット麻雀にもそこに「勝ち頭」の人がいます。なんであいつに勝てないんだろう?
その人とあなたはどこが違うのでしょうか。
本書は竹書房という一会社を例にそれを解き明かします。ぜひこれを読んであなたも「勝ち頭」になってください。

 
H坂
単行本:1,620円

 
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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