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ネマタの戦術本レビュー第800回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その10」

ネマタの戦術本レビュー第800回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その10」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー10

 手出しツモ切りをなかなか覚えられないという方も多いと思いますが、基本的に重要な情報は手出し牌であり、ツモ切りでない牌はいずれも手出し牌であることから、手出しだけに着目するとよいです。その手出し牌も、大体は最終手出しとその1つ前だけ覚えていれば、待ちに関する手牌構成を予想するには十分です。覚えることにそこまでこだわる必要はないので、どちらかと言えば見ることに意識を向けることをお勧めします。

 91、93ページ両方とも、2フーロ目で晒されたリャンメンが、1つ前の手出しからリャンメン固定されていることが分かるのがポイントです。これに限らず、「ターツ固定からの鳴き」は手牌読みの強い情報になります。1つ前の手出しがターツ固定なら、最終手出し牌もメンツ候補の一部であることが多く、なおかつ晒されたターツよりも残されやすいメンツ候補。ではなく、の形であったと読むことができます。

 95ページの手牌でホンイツ変化に気付くことはさほど難しくなかったと思いますが、これが実戦でツモではなく、と持っているところにツモならどうでしょう。のリャンメントイツがある時点では変化を想定しにくいので、をツモってもツモ切ってしまう人も多いのではないでしょうか。ツモった牌が何かではなく、あくまで手牌全体で何を切るか判断すべきなのですが、こうしてみると無意識のうちに、ツモった牌が何かによって切る牌が変わってしまうことも結構あるかもしれません。注意したいものです。やドラをツモった場合の対応も押さえておきましょう。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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