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ネマタの戦術本レビュー第809回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その19」

ネマタの戦術本レビュー第809回「相手に対応させる技術 著:平澤元気 その19」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

第1章 セオリー19

 ノベタンが待ちになる場合も単騎待ちの一種ですが、待ちが複数あるものを単騎と呼ぶことに違和感を覚える方も少なくないと思います。今後はノベタンも含むケースについては、本書のように「雀頭待ち」と表現することにします。

 前回までは他家の待ちが非雀頭待ちであることを前提とした読みでしたので、鳴かれていない場合も雀頭待ちのケースは当たり得る(セオリー18)のような例外がありました。今回はその雀頭待ちを読むケースです。

 基本的にアガリに近い手牌ほど有効牌が減るのでツモ切りが増えます。テンパイから手出しが入るとすれば、待ちや打点がよくなる手変わり以外では空切りかスライドですが、非雀頭待ちの場合はそのケースも限られるので、やはりそんなに手出しは入らないものです。

 逆に言えば、テンパイ濃厚な仕掛けを入れた他家から何度も手出しが入ったとなると、テンパイを崩したのでなければ雀頭待ちの可能性が高いと言えます。字牌手出しなら空切り、スライドでもないので、なおのことより出アガリしやすそうな待ちへの手変わり、あるいはノベタン等の待ちが増える手変わりが想定されます。ターツ落としが入った場合も、1枚目を落とした時点でテンパイしているとすれば雀頭待ちです。雀頭待ちであることが分かれば、そこから手出しが入るまではかなり待ちが特定しやすく、手出しが入ったとしてもよりよい待ちへの手変わりなので待ちを絞りやすいです。特に待ち読みの技術が無くても、裸単騎(雀頭待ち確定)になった直後なら待ちがかなり絞れることを想定されると分かりやすいと思います。雀頭待ちへの待ち替えは手役絡みで高打点になっていることも多いので注意が必要です。

 ここでも空切りの技術が取り上げられました。これまでの空切りの効果をまとめると、「即裏目を引いた時に空切りで手出し周辺の待ちを読まれにくくする(セオリー14)」「スライドに見せかける(テーマ15)」「それまで通った牌を通せなくする(テーマ18)」「リャンメン落としからの雀頭待ちに見せかける(テーマ19)」。更にもう1つ、「テンパイを崩して降りたと見せかける」(リーチの現物待ちでテンパイしている時に有力)があります。こうしてみると空切りが有力なケースは案外多いですね。実戦でうまく使いこなせるようになりたいものです。

現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術

基礎的な麻雀戦術理論がネット上で共有されたことで、麻雀ファン全体のレベルが上がったと言われています。その中で差をつけるための技術として、今注目を集めているのが「相手に対応させる技術」です。相手の「対応する技術」を逆手に取って、その裏をかくハイレベルなテクニックとなります。

本書ではそのような戦術を論理的な解説に定評のある平澤元気プロが説明します。
(1)読みの基礎 
(2)それを応用する技術
(3)ただしこれはやりすぎ

本書で基本的な読みのテクニックとその裏をかく技術をマスターしてください。

著:平澤 元気
単行本:1,663円
 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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