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ネマタの戦術本レビュー第824回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その11」

ネマタの戦術本レビュー第824回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その11」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

Q101〜Q104は安牌が少ない場合の追っかけリーチ判断。Q102のようなのみ手シャンポン待ちですら、この条件下なら追っかけリーチを打ちます。放銃以外の失点リスクがある以上、自分でアガることで失点を回避できるメリットは大きいものです。安牌が少ない場合はそもそも相手のリーチの待ちが絞りづらく、無スジを押しても放銃率が低いというのも押し寄りに傾く要因です。
 
 今回はいずれも河情報がかなり少ないリーチでしたが、実際には現物が無いというだけで、待ち候補自体は結構絞れる河になっている場合もあります。その場合は現物が無いなりに降りきれることが多いのもあり、Q102のようなケースでも追いかけリーチを打つかとなるとまた判断が変わってきます。
 
 前回の雀ゴロK本で取り上げられていたような追っかけリーチ判断に違和感があった人も、そうでない人も、実戦ではリーチの河情報を踏まえたうえで判断するべき問題であることを意識しておくことをお勧めします。

Q105〜Q110は出アガリやすさを意識したリーチ判断。基本的にリャンメン待ちかつダマ30符3翻以下の手はリーチの現物待ちになっていてもリーチします。
 そうでない場合は基本ダマに受けるのですが、リーチの現物と一口に言っても、「ダマにしていれば手牌から今すぐにでも切られそうな牌」から、「現物なのに合わせ打ちがなかったことから山に残ってそうなうえに、こちらが危険牌を勝負すると現物待ちを警戒されてダマでも出にくくなりそうな牌」まで様々です。よって、Q105、Q107のようなケースはリーチして、そうでないケースは局面に応じて判断するのが望ましいと考えます。

 Q108は現張りではないので、ダマにする理由はアガれなかった場合のリーチ棒出費と、ダマなら手変わりの可能性があること。個人的にはダマ40符3翻ならリーチの加点が勝るとみてリーチ、ダマ4翻ならダマくらいの感覚です。

 Q109は大きく離れたトップ目からの直撃期待、(トップが遠いのでリーチの加点のメリットが薄い)。Q110は余裕あるトップ目で加点のメリットが薄いので、ドラポンの下家のアガリ率を下げる失点回避目的のダマ。局収支ベースだと多くのケースでリーチ有利になりますが、点数状況が絡んでくると例外も増えます。

超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル

麻雀戦術書のベストセラー作家雀ゴロKの新作。 今回は対局で頻発する「何切る」「何鳴く」問題を 210 問収録した超実践ドリル。 平面何切る本はこれまでにも多数出版されているが、それ以外にも「リーチ判断何切る」「何鳴く」「押し引き何切る」など複数のテーマの問題を出題。 解答ページでは雀ゴロKとメンバーによる問答が掲載されていて、なぜ、その解答が正しいのかが理解できる。

著:雀ゴロK
単行本:1,404円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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