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ネマタの戦術本レビュー第833回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その20」

ネマタの戦術本レビュー第833回「『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』著:雀ゴロK 編その20」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

 

Q191 テンパイなら基本押し寄りですが親ならなおのことその傾向が強いです。今回はリーチの待ちも絞れないのでなおさらです。

 

Q192 西家の仕掛けはほぼ安手なのでこれくらいでも押し寄り。ただし西家もテンパイ濃厚で横移動で終わる展開が多い以上、より高い放銃リスクを追ってまで現物待ちに受けるメリットは薄いとみて打とします。

 

Q193 2件リーチの場合はなおのこと待ちの強さが重要になります。悪形テンパイの場合は打点があっても降りるケースが少なくないですが、良形ならのみ手でも押すことが多いです。のみ手でも供託リーチ棒で最低3000点の収入になるというのも、良形テンパイなら案外押せる理由になります。

 

Q194 2件リーチに悪形2翻テンパイなら降りることが多いですが、今回はは通常無スジよりだいぶ通りやすく、それより通りやすいと言えるのが現物ののみ。これくらいならテンパイを維持するに越したことはないとみます。

 

Q195 テンパイでも対親リーチ、待ちが厳しく高打点でもないとなると引くケースが増えます。チートイツテンパイということは、トイツ落としで一旦引いても危険牌を重ねて再度テンパイする可能性も一応あります。実戦ではテンパイから必ずしも押した方がよいとは限らないのは、テンパイからなら引いても完全に降りずに済むことが多いからでもあります。

 

Q196 安牌を切って悪形テンパイと、危険牌を切って良形テンパイの比較。よほど待ちが絞れているケースや、点数状況的にベタオリとの比較でも危険牌を押すのが微妙というわけでもなければ、アガって失点を回避できることも踏まえて危険牌を切って良形テンパイに取るのが有利になることが多いです。

 

Q197 安手かつ悪形となるとテンパイからでも引くことが増えますが、安牌が少ないのであればテンパイにとって当分は押すつもりで打つ方がよいです。当分押すつもりであれば、比較的危険な牌を押して少しでもアガリやすい待ちに受けた方が失点回避の観点からも有利になります。

 

Q198 Q197と異なり、スルーしてテンパイすれば押し、更に危険牌を引けば降りという選択肢も取れますが、序盤で待ちを絞りにくい段階であることを踏まえると、どちらかと言えばテンパイにとって比較的出アガリしやすい発単騎に受けるのが得策そうです。

 

Q199 危険牌を切ってリャンメン待ちと安牌を切ってカンチャン待ちとの比較なら前者を選ぶことが多かったですが、それぞれ3メンチャン、リャンメンの比較になればアガリ率にそこまで開きがないので安牌を切ってテンパイに取ることが多いです。

 

Q200 満貫狙えるとはいえ親リーチに狭い1シャンテンから無スジを2枚以上と押すくらいなら引いた方がよい。しかしスルーして降りるくらいなら危険牌を勝負せずにテンパイに取れる手順を残すに越したことはない。以上によりでチーして打とします。

超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル

麻雀戦術書のベストセラー作家雀ゴロKの新作。 今回は対局で頻発する「何切る」「何鳴く」問題を 210 問収録した超実践ドリル。 平面何切る本はこれまでにも多数出版されているが、それ以外にも「リーチ判断何切る」「何鳴く」「押し引き何切る」など複数のテーマの問題を出題。 解答ページでは雀ゴロKとメンバーによる問答が掲載されていて、なぜ、その解答が正しいのかが理解できる。

著:雀ゴロK
単行本:1,404円
 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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