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ネマタの戦術本レビュー第934回「『超メンゼン主義麻雀』編 その4 著:リツミサン」編

ネマタの戦術本レビュー第934回「『超メンゼン主義麻雀』編 その4 著:リツミサン」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

24p 役牌を鳴いてリャンメンテンパイであれば、たとえのみ手であっても他家からリーチが入っても押しが悪くないところ。もちろん何でも押すわけではありませんが、「押さない方がよい」と判断できるほどの危険牌であれば待ちが絞れていることが多いので、そこから降りても手詰まりになることは少ないです。

よって、役牌をポンしてリャンメン×2の1シャンテン程度なら、他家からリーチが入る前に先にリャンメンでテンパイできることも多く、鳴くことが多いです。

本書では他家が早そうということもありスルー推奨。字牌が雀頭なら鳴くというように、安牌が十分にあれば鳴くと判断しています。それなら役牌トイツはあるもののアガリまで遠いうえに安手になるやすそうな手なら、役牌を鳴いても守備力が下がりにくいように他の字牌の重なりに期待するのも一つの手ですが、スルーしてあわよくばの高打点を狙うかどうかは一長一短。ここにメンゼン派と鳴き派の差があると言えそうです。

25p 今度はリャンメンテンパイになりませんが、いずれも他家から出やすいトイツなのでアガリやすさはリャンメン×2の1シャンテンと大差なさそうです。今度は先ほどと比べて明確に先制テンパイできる可能性が高く、トップ目であっても鳴いて手を進めるところでしょう。

26p 悪形を鳴いてテンパイに取れるなら、鳴くと安手であっても大半はテンパイ取りがよくなります。ただし、良形変化や強浮き牌にくっつく変化も留意する必要があります。今回は中盤かつ、高打点を狙うメリットが若干薄い(トップと大きく離れていて3着目とは僅差)なのもありテンパイに取りますが、巡目が早ければにくっつく変化もみてスルー。ドラなのもあり、前巡のを残してペンチャンを払う手順も考えられます。

27p  25pのケース以上に鳴いてアガリやすい形ですが、東家の手順をどうみるか。ダブポンからドラ表示牌をツモ切り。は浮き牌としては最も残しておきたいはずの手牌なので、といったドラ入りのメンツ候補が手の内にあるケースを想定しやすいです。落としからメンタンピン三色のような手牌に変化することも無くは無いことも踏まえると、確かにスルーに分がありそうです。

鳴き手の手組は特に個人差が出やすいので、本書でいうところの、「最強の自分」を想像することは、時には「びびりすぎ」になることもあるでしょう。しかしながら、実力に関わらず、誰しもが勝ちを目指して自分なりの判断で打っているということは意識しておいた方がよいでしょう。そうすることで今回のように、序盤の1フーロだけでも警戒を強めるべき局面を見落とすことが減るはずです。

リツミサンの『超メンゼン主義麻雀』

小さい上がりをリスクを回避しながら積み重ねていくのが良しとされる天鳳。平均フーロ率3~4割が当たり前という中にあって、フーロ率2割2分という驚異的な少なさでハイアベレージを続けている異色のプレーヤーがいます。それがリツミサンです。

鳴かなければ手牌が複雑になり、より正確な状況判断能力や読みの力が要求されるのが麻雀。リツミサンの麻雀の特長はまさにその正確な状況判断と読みの確かさにあります。本書でリツミサンが何を、どう考えて麻雀を打っているか、その全貌を見ることができます。

また、「ミスからどのように学べるか」「読みは相手より自分の手を見返すほうが効率よく学べる」など、上達のアドバイスが随所に書かれているのも本書の大きな特長。 一冊を通して読めば、これまで自分が考えたことがなかったような麻雀の捉え方や新しい選択肢が必ず見つかるはずです。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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