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ネマタの戦術本レビュー第952回「『超メンゼン主義麻雀』編 その22 著:リツミサン」編

ネマタの戦術本レビュー第952回「『超メンゼン主義麻雀』編 その22 著:リツミサン」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

206p 本書の発売前に筆者がtwitterで取り上げられていた内容です。私は何となくのシャンポンではなさそうだというところまで読むのが精一杯でした。がアンコなら雀頭も含めてを切る前はチートイツ1シャンテンになるのでリャンメン固定が考えにくいというのは言われれば分かりますが、実戦で逆算するのはかなり修練が必要そうです。

209pの実戦のケース。ここまで制限時間内に読む力量があるなら、確かにを通した方がよさそうではありますが、それだけの力量があったとしても、自分の読みを信じることができるかとなるとまた難しいものがあります。ドラ1枚だけで1翻になる現行の日本麻雀のゲームバランスを疑問視する声もありますが、このあたりはまさにドラが大きな価値を持つが故の面白さと言えそうです。

211p 基本的に形テンは中盤過ぎくらいから考えればよいですが、オーラス3着とテンパイノーテンで順位が変わる2着目、トップ目はアガリまで遠そう。ラス目に満貫放銃しても3着止まり。ここまで条件が揃っていれば早い段階で形テン前提の仕掛けを視野に入れることも多そうです。点数状況が打ち方に大きく影響を与えるオーラスとなれば、配牌の段階で今後の展開を先読みする意識をつけておきたいところです。

213p 自分がアガれないなら南家に安手でアガってもらうのが望ましい。ドラそばを鳴かれる場合は高打点の可能性もあるので、後々アシストしやすいようにマンズから切るという意図もありそうです。

215p ラス目に厳しく打てと言われる場合もありますが、それは自分もラス争いになりやすい点数状況の場合。トップ目の場合は他家に逆転手をアガらせづらくするためにラス目にあえて手を進めさせる選択も考えられます。

個人的にはテンパイした時点でラス目以外の他家はリーチに押しづらく、ラス目はをつかめば切らざるを得ないこともありテンパイ時点即リーチ。を切って鳴かれるようなら以後無スジのソーズは明確に止めた方がよくなるのでこの時点ではダマというところでしょうか。

216p いずれにせよ悪形残りなので、手組のうえではリャンカンを払って一通残しの悪くないところ。それなら下家に後々危険になりやすい牌を先に切る発想です。これも優劣をつけるのが難しいですが、選択肢自体は広く持っておくことの重要性を知らされます。

リツミサンの『超メンゼン主義麻雀』

小さい上がりをリスクを回避しながら積み重ねていくのが良しとされる天鳳。平均フーロ率3~4割が当たり前という中にあって、フーロ率2割2分という驚異的な少なさでハイアベレージを続けている異色のプレーヤーがいます。それがリツミサンです。

鳴かなければ手牌が複雑になり、より正確な状況判断能力や読みの力が要求されるのが麻雀。リツミサンの麻雀の特長はまさにその正確な状況判断と読みの確かさにあります。本書でリツミサンが何を、どう考えて麻雀を打っているか、その全貌を見ることができます。

また、「ミスからどのように学べるか」「読みは相手より自分の手を見返すほうが効率よく学べる」など、上達のアドバイスが随所に書かれているのも本書の大きな特長。 一冊を通して読めば、これまで自分が考えたことがなかったような麻雀の捉え方や新しい選択肢が必ず見つかるはずです。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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