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ネマタの戦術本レビュー第945回「『超メンゼン主義麻雀』編 その15 著:リツミサン」編

ネマタの戦術本レビュー第945回「『超メンゼン主義麻雀』編 その15 著:リツミサン」編

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

135p 配牌の段階で手役、特に一色手をみることで、浮いたヤオチュウ牌以外に切るべき牌が無いかを確認されることをお勧めします。今回はピンズで3ブロック、もう1ブロックできれば鳴きだけで一色手テンパイに持ち込むことができます。これくらいなら第一打もではなく切りそうです。この時点ではあくまで可能性を残すだけですが、136pのように5ブロック揃えば仕掛けて染め手一直線で進めます。

137p ドラの字牌が切られるとつい合わせ打ちされる方は多いですが、鳴かれなかったということは自分が重ねるチャンスでもあります。自分の手牌の都合だけでも他に使わない牌があるうちはドラ字牌を引っ張るべきです。

138p 仮に切りツモでテンパイしたとしても、このままリーチするくらいなら打として手変わりを見そうなもの。それならこの段階でドラも残して切りのシャンテン戻し。残りのターツがメンツになった時、テンパイしている方がよいなら 1シャンテンに取る。そうでないなら最大限に手変わりを狙えるシャンテン戻しというのが一つの基準になります。

139p 今回はツモでテンパイに取る(くっつきのタンヤオ狙いでテンパイを外すとしてもがほぼ不要牌)ので1シャンテンに取りますが、1翻アップの手変わり5種(うち2種はリャンメン変化でもある)となればテンパイする受け入れ1種よりも優先したいところ。ドラが少ない場合は1翻アップの打点的メリットが大きい、ドラが多い場合はクイタンで仕掛けがきくようになることで受けを狭めてもかえってアガリやすい。いずれにせよくっつきでタンヤオの5ブロックが揃う場合は多くの場合手変わりを残すのが有利です。

140p 6ブロックの手なので1ブロック落としても向聴戻しになりません(性格には頭がない6ブロックなので、2ブロック落としてもまだ向聴戻しにならない).面子が1つもないとなれば先制テンパイを取るのが難しいので、先に5ブロックに決めて残りのスペースに安牌を抱える選択が有力です。

今回の手牌に限らず、先に5ブロックを決めることで、テンパイ率を維持しつつ安牌を残しながら打つことができます。どの程度安牌を優先するかの分岐点は現状分からないことが多いですが、選択肢として押さえておきたいところです。

141p 個人的には1メンツあって役牌の1翻以外見込めないなら、ペンチャンでも孤立役牌よりは残してリーチ本線で進めますが、元々リーチを目指すメリットが薄い手牌、点数状況であれば守備意識も踏まえて孤立役牌を残す選択が有力になります。今回は2000点でトップとはいえ僅差なのでそれ以上の手を狙うに越したことはないとみて役牌から切りそうですが、トップと大きく離れて逆転が難しい一方、放銃でラス落ちのリスクがある2着目なら役牌を残します。

リツミサンの『超メンゼン主義麻雀』

小さい上がりをリスクを回避しながら積み重ねていくのが良しとされる天鳳。平均フーロ率3~4割が当たり前という中にあって、フーロ率2割2分という驚異的な少なさでハイアベレージを続けている異色のプレーヤーがいます。それがリツミサンです。

鳴かなければ手牌が複雑になり、より正確な状況判断能力や読みの力が要求されるのが麻雀。リツミサンの麻雀の特長はまさにその正確な状況判断と読みの確かさにあります。本書でリツミサンが何を、どう考えて麻雀を打っているか、その全貌を見ることができます。

また、「ミスからどのように学べるか」「読みは相手より自分の手を見返すほうが効率よく学べる」など、上達のアドバイスが随所に書かれているのも本書の大きな特長。 一冊を通して読めば、これまで自分が考えたことがなかったような麻雀の捉え方や新しい選択肢が必ず見つかるはずです。 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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