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ネマタの戦術本レビュー第1105回「『アガリ率5%アップ何切る』編 その6 著:竹内隆之 監修:小林剛」

ネマタの戦術本レビュー第1105回「『アガリ率5%アップ何切る』編 その6 著:竹内隆之 監修:小林剛」

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ネマタの戦術本レビューとは
  • 『ネマタの戦術本レビュー』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる戦術本レビューです。
  • ご意見・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。
  • 第1回から読みたい方は、目次からご覧ください!

当レビューは書籍の内容に関するネマタ氏が当書の回答に異論があるもの、追記事項があるものを取り上げます。姿牌、局面については書籍を購入してご確認下さい。

第2章 多面待ちでよく出てくる12パターン

・アンコを抜いた残りがコーツ待ちの場合

2つのトイツとアンコがくっついていると他に待ちを作ります。この時の待ちはアンコ部分がアタマ待ちになり、アタマ部分が外側にあればアンコのスジがシュンツ待ちになります。128ページのB3、B7がそれに該当します。これらもシュンツがくっつくことでB3−1、B3−3のように待ちが増え、イーペーコーがくっつくことで待ちを増やす場合もあります。例えば

待ち

待ちになります。

B3−2のように、シュンツがアンコとコーツ待ちの距離をつないで待ちが増える場合もあります。この場合はアンコ部分が待ちにならないことがB3との相違点。これも知らなければ見落としやすい形なので暗記しておきましょう。

もう1つ法則に当てはまらないのがの形。をアンコで抜くとが待ちとして残りますが、のシュンツを抜くとも待ちであることが分かります。

前々回はアンコ+アタマ待ちでシュンツ待ち。前回はアンコ+シュンツ待ちでコーツ待ちが出来るという話をしましたが、今回はアンコ+コーツ待ちでアタマ待ち。アタマ待ち→シュンツ待ち→コーツ待ち→アタマ待ちの順でパターンが変化するという法則があります。この法則は次回以降、アンコが複数ある手牌の待ちを考える場合に役に立つので押さえておきましょう。

アガリ率5%アップ何切る

この本の何切るを解けば、アガリ率No.1!多面待ちを「形」で覚え、たくさんアガって勝ちましょう。

麻雀において大事なのはまずアガり方を覚えることです。
そしてアガリの直前にどうしても必要とされるのが「何が来るとアガれるか」を理解することです。
特にその待ちが複雑になることも多く、その多面待ちのコツを覚えることがアガリに直結するのです。
せっかく作り上げた手牌でも最後の待ち牌を見落としてしまったり、狭く受けてしまっては台無しですよね。
特にメンゼンチンイツのテンパイ時の待ち牌探しは全麻雀打ちにとっての敵といってよく、私をはじめとして多くの人が苦戦しているところでしょう。
ホンイツチンイツが好きな人は多いですが、みんな多面待ちは苦手なのです。

本書は初心者から上級者まで苦戦する「多面待ち」の本です。
この本を読めば、多面待ちのほとんどのケースで対応できるようになります。
ぜひアガリ率をアップして勝率アップにつなげてください。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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