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第98回 ネマタの麻雀徒然草

第98回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

 戦術本『麻雀の2択』のレビューを始めさせていただきました。こちらでは本書で取り上げられている、「データの泉」を元に思うところを徒然なるままに書かせていただきます。データの具体的な数値については、是非とも本書を購入のうえ御確認下さい。

「データの泉」162p

 第86回でも取り上げたように、「リーチに振った時はメンゼンツモの1翻がつかない」「リーチに降りてツモられた時は必ずツモの1翻がつく」ため、単純なリーチ平均打点を放銃失点として判断していた頃よりは、リーチに対する押し引き基準は押し寄りになっています。具体的なデータがこちらに取り上げられているものです。

 点数を予想する時に使うとありますが、むしろこの点数を元に対リーチの押し引きを判断している(具体的な押し引き基準は『統計学のマージャン戦術』参照)ので、何らかの理由でリーチの点数が平均より高い、低いと予想できる場合は、そのことを踏まえたうえで押し引き判断することになります。

 テンパイなら安手でも押し、ノーテンなら高打点でもアガリやすい形でないなら引きというのが簡易的な基準ではありますが、自分の手がドラの無い安手である時ほど、リーチ者がドラを持っていて高打点である可能性が高まりますし、その逆も言えます。裏ドラ次第では安手でも満貫になり、ドラが豊富とはいえリーチ手が跳満以上になることがそれほど多くない(役有り満貫以上の手はダマにされることが多いため)という性質があるため、実際にはそこまで基準が変わるまではいかないとみますが、意識はしておきたいところです。

 鳴き手の平均打点についても、『統計学のマージャン戦術』に記載されていますが、鳴き手は打点を予想しやすいので、なおのこと平均ではなく個別のケースに応じた判断を意識したいところです。本書でも「満貫確定の仕掛けに対する押し引き判断」が取り上げられていましたが、実戦では跳満以上の可能性がある仕掛けに対応するケースもあります。満貫と跳満は子で4000点、親で6000点も差があるので、局収支の観点からは跳満の可能性が多少上がるだけでも結構判断に影響すると予想されます。しかし、戦術書という形でまとめると満貫止まりまでの手牌を扱うことがどうしても増えてしまうので、案外このあたりの判断を苦手にしている人も多いのではないでしょうか。単に答えを暗記するだけでなく、局面が変わればどのように判断が変わるかについても、本書の内容を踏まえながら意識されることをお勧めします。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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