麻雀を始めたきっかけは何かと聞かれても、私の場合は物心がついた頃から麻雀というゲームの存在を知っていたので、未だに人に説明が出来ずじまい。この機会に、「麻雀というゲームを知らなかった頃の記憶」を探ってみることにします。
私が生まれてから初めて言葉を発するようになったのは2歳の頃。通常は生後1年程度なのでかなり遅く、両親は何かと心配したそうですが、一度話すようになった途端突然様々な言葉を話すようになったそうです。幼稚園に入る前、駅のホームのベンチに、「駅をきれいにしましょう」と書いてあるのを見て、「馬をきれいにしましょう」と読んだというエピソードを聞いたことがあるので、3歳の頃には平仮名だけでなく、簡単な漢字なら読むこともできたようです。
当時の私は本をよく読んでいたようで、しかも子供が好んで読みそうな絵本にはあまり興味無し。とにかくページ数が多いものほど喜んで読む傾向がありました。家にあるページ数が多い書物といえば、辞書や電話帳。何が書いてあるのかはよく分からないけれども、数字や文字がやたら並んでいて、その中に規則性を見出すことに楽しみを見出す。まあ何と言いますが、とにかく変な子供だったのであります(笑)
数字や文字を規則的に並べるゲーム…そう、麻雀ですね。当時から麻雀にハマる「素質」を持っていたのかもしれません。しかし、前回お話しましたように、周りに麻雀をやっている人もいなければ、麻雀牌も麻雀本もありません。それでは一体どのような過程を経て、麻雀というゲームの存在を知る事になったのでしょうか。話し始めると長くなりそうなので、また後日お話することにします。