麻雀でミスをしないためには普段の環境作りも重要です。適度な食事、適度な休息、適度な睡眠…。心技体が整ってこそ、勝負に全力で臨むことができるということは言うまでもありません。私は長年麻雀に携わりながら、実戦の場からはいつも少し距離を置いてきました。その理由の一つが、「麻雀を長時間打つコンディションを整えるのが難しい」ということにありました。
私は、「全国デカ盛りの旅」を行う程度には大食漢ですが、健康面を踏まえると、普段の食事は節制するより他ありません。そうなると必然的に普段は空腹状態であることが多く、空腹だからと間食を取る習慣がありません。空腹が気になるようでは麻雀に集中できません。逆に、記事のネタ作りのために大食いをして満腹状態の時も、やはり麻雀に集中できないので対局を控えることになります。
睡眠についても、私は他の人より睡眠時間が必要な体質。小学生の頃は夜9時には寝て朝7時に起きていました。それ以降は就寝時間が遅くなりますが、その分日中のどこかで寝ていました。未だに日中に眠くならない日は稀で、麻雀が打てる空き時間があっても、眠い時はやはり対局を控えることになります。
そのうえでここ10年以上、何らかの形で麻雀関連の記事を執筆させていただくようになりました。記事を書き終えてまだ空き時間が残っていたとしても、後から用事が入る可能性を踏まえると、途中で中断できる趣味(動画観賞やネットサーフィン、オンライン以外のゲームなど)を優先しがち。こうして麻雀の優先順位が下がり、一日暇になる時があっても結局麻雀は数戦打っただけという時期がずっと続きました。
本記事が麻雀ウォッチに掲載されるのは7月末日。予定通り事が進めば、「全国デカ盛りの旅3周目」の遠征が終わります。これを機に大食は一旦引退して、実戦に関われる時間を増やしていければと思います。空腹や眠気を抑えながら打つのは厳しいかもしれませんが、まずは慣れないことにはどうしようもないので、ミスを恐れずに対局をこなせるよう意識していこうと思います。