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第270回 ネマタの麻雀徒然草

第270回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

引き続き「条件役」の話。今回は「一発」について。リーチ後一発目(一巡以内)でアガると1翻。まさに名は体を表す役ですが、ふと疑問に思ったのが、「一発って本当に役なんだろうか」ということです。

日本麻雀には1翻縛りがあり、役というのはこの1翻縛りを解消できるもののこと。ドラは役ではないので、ドラだけいくらあっても役が無ければアガることはできません。

他の条件役、メンゼンツモ、ハイテイ、ホウテイ、リンシャン、チャンカンはそれだけでもアガることができます。しかし一発には、必ずリーチまたはダブルリーチが複合するので、一発だけのアガリというのは有り得ません。すなわち、「一発はドラ同様役ではなく、アガリにつくボーナス扱い」とも解釈できます。

もし、一発が役であるなら、2翻縛りがあるルールで、「リーチ一発」のみでもアガれることになりますが、調べたところ、2翻縛り下ではリーチ一発のみでアガることはできないとするルールの方が主流のようです(「リーチツモ」のような一発以外の条件役でも不可とする場合もありますが、そちらは「完先」ルールの話で、アリアリの場合は少数と思われます。)。

しかし、私は麻雀のルールについて取り上げている記述の中で、「一発は役ではない」と紹介しているものを一度たりとも見たことがありません。役の一覧表に乗っているのであれば、一発はやはり役であり、役である以上、2翻縛りでもリーチ一発だけでアガることができると解釈するのが自然ではないでしょうか。

ここまで書いて思い出したのが、「雀魂」の友人戦で「2翻縛り」の設定が出来たこと。実際にこのルールで遊ばれた方から、リーチ一発だけでもアガることができたという報告をいただきました。やはりプログラム上では、「役」として扱われているようです。

「一発、裏ドラアリ」のように、一発が採用される場合は必ず裏ドラについても言及されるので、裏ドラと同じ扱いで役にはならないのではというのも、「一発が本当に役なのか」疑問におもったもう一つの理由ですが、ここでまた疑問が生まれました。それは、「一発裏アリ」「一発裏ナシ」のルールはあっても、「一発ナシ裏アリ」または「一発アリ裏ナシ」については、他に多種多様なローカルルールがあるにも関わらず全くと言っていいほど聞かないということ。「一発」「裏ドラ」が採用された時期に少しでも違いがあれば、一方が採用されて一方は採用されないルールで遊ばれた時期もあったはずなのですが、そのあたりは調べても有力な情報が見つかりませんでした。一発裏ドラの採用経緯を御存知の方、あるいは、実際に一発アリ裏ナシ(または一発ナシ裏アリ)のルールで遊んだことがあるという方。情報お待ちしております。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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