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第299回 ネマタの麻雀徒然草

第299回 ネマタの麻雀徒然草

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ネマタの麻雀徒然草とは
  • 『ネマタの麻雀徒然草』は、麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者・ネマタさんによる「麻雀に関する話題を徒然なるままに書き連ねていく」コラムです。
  • 第1回はコチラ

正月気分がまだ抜けない今日この頃ですが、皆様は「初夢」を見られたでしょうか。タイムラインを見る限り、麻雀打ちらしく麻雀の打つ夢を見たという方が多くいらっしゃいました。

かくいう私は、実は「初夢」はおろか、ここ最近はすっかり夢を見なくなりました。一年前に倒れて入院した前日、どこまでが夢でどこまが現かも分からない長い夢を見たのが最後です。

それまでは夢を見ることもありましたが、不思議なことに麻雀の夢については、ある時を境に一切見なくなりました。ある時とがいつかははっきりしていませんが、少なくとも定期的に麻雀を打つようになる前。小学生の頃は麻雀の夢を見ていた記憶があります。

夢を見る人と見ない人の差は何なのかを調べていたらこんなサイトが見つかりました。

「眠りの質」。確かに退院してから、夜に寝付けなくて二度寝をしてしまう習慣がいつの間にか無くなっていました。

「夢を重要視しているかどうか」。確かに全く重要視してないので、夢を見ていた時も目覚めるとすぐに忘れていました。

「朝の慌ただしさ」。慌ただしくはないからこれは違うかなと思ってましたが、現実の世界でやらなくてはいけないことに目を向けていると言われたら確かにその通り。麻雀を打つ。麻雀記事を書く。麻雀記事の内容を考える。これらを「やらなくてはいけない仕事」とするなら、食事と睡眠の時間以外は全部仕事に回っているようなものです(笑)

「ストレスを抱えている」。タイムラインを見ていると、仕事でストレスを抱え、麻雀でも負けてストレスを抱えている人をよく見ます。大人になって社会に出るとストレスも増えると言われますが、かくいう私は、定期的に麻雀で遊ぶ前の幼い頃の方がずっとストレスを抱えて生きていました。当時麻雀の夢を見ていたのも、ストレス解消の手段。麻雀で遊びたいという願いがそうさせていたのかもしれません。

麻雀で負けるとやっぱり悔しいものですが、それでストレスを溜め込むということがないのも、私にとっては、麻雀に出会って麻雀で遊ぶことができるということが、そのまま救われていることだからかもしれません。いえ、これは本来私だけではないはずです。人間に生まれ、麻雀を嗜むことができるというのは、とてつもなく希有な御縁があってのこと。誰しもが生まれながらにして救われている。麻雀を通じて、そのことを一人でも多くの方に伝えていければいいですね。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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