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斎藤俊の旬な雀士を見てやんよ 第2回 松本吉弘 前編「全員ヤッてやりますよ!」

斎藤俊の旬な雀士を見てやんよ 第2回 松本吉弘 前編「全員ヤッてやりますよ!」

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最近放送対局ではすっかりヒールのイメージが定着した斎藤プロが、今最も旬な雀士を紹介していくこのコーナー。第2回は第25期發王松本吉弘プロです。

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――最高位戦主催の發王戦、25期發王になりましたね。おめでとう!

松本:ありがとうございます!發王戦Best16に残った辺りで最高位戦日本プロ麻雀協会の村上淳プロ(日本オープン8期優勝、35,39期最高位、最高位戦Classic5, 9期優勝など)と、一緒に決勝で戦えたらいいねってお話してたんですよ。村上さんって僕の中ではテレビの中の人というイメージがあって、そんな偉大な先輩と同じ決勝の舞台で戦えるということが感慨深かったです。そして勝てたことはG1タイトル王者ということは勿論のこと、自分の財産であり、自信となりました。

――ぬぁ!?そんな謙虚キャラで行くの!?(笑)

松本:謙虚というか・・・(苦笑)実のところ本当に發王になったという実感が沸いていないというのもあるんですよ。でもみんなに「おめでとう!」と言われたり、麻雀番組やゲスト出演のオファーが来る度に、本当に勝ち切ったんだなぁ~という気持ちをかみ締めているところです。

――取った瞬間は確かに実感沸かないよね。皆に言われてから実感ってのは、そうなんだろうと思います。そしてタイトルシードがバンバン来るのもG1タイトルの醍醐味だと思う。

松本:シードを頂けるのはプレッシャーにもなりますね。ただ今回のことは本当に自信に繋がりました。それにより今後は今の機会以上に有名プロとの対局も増えるでしょうし・・・今年一年、というか今年に限らず今後ずっとですけど、ヤってやろうと。気合入りまくってますよ。

――そのお顔とルックスで「気合入りまくり」って色んな意味でヤバいね。

松本:でも今までで一番気合入りまくりなんでね、本当に全員ヤッてやりますよ!協会副代表の鍛冶田良一プロにも「タイトルは取ってからが大事なんだよ~!がんばれよぉ~!」と言われました。

――他の大会での活躍としては今年のTwinCupで優勝してたね!

松本:TwinCupの決勝戦でもRMUの阿部孝則プロ(日本オープン2期優勝、第19, 20, 21期鳳凰位、第2期RMUリーグ優勝など)と同卓しました。最後僕は伏せれば優勝だったのですが、阿部プロが条件を満たしたリーチを打ってきて、「流局までの数巡」という競技麻雀で最も痺れる数巡を経験できました。一応公式タイトルではないので、優勝しても評価の対象に含まれていないことも理解はしていました。今回の發王はそのTwinCup優勝のシードを活かしての今回のタイトル。自分の認知度が上がったのも実感できるし、大きく駆け上がれたと思います。

――同じ年に2回の優勝ってかなり凄いことだと思う。

松本:協会のリーグ戦も順調にストレートの勝ち上がりで来季はB1リーグ。もし勝ち切ればAリーグ。今年は今まで以上に勝負をかけていきます。だから気合を入れまくります!

――タイトル獲ると後ろ見の人増えるよ~。ローカル対局においても。俺は他人に見られることは励みになっている。我々は競技者でもあり、麻雀を通じての表現者でもあると思っているからね。松本君は麻雀すごく強いし、見られても問題ないでしょう?今気を付けたりしてることはあるの?

松本:今意識していることと言えば、半荘単位でミスをしないことですかね。麻雀においてファインプレーってそうそう起こらない。まぁもちろん起こるんですけど、意図的ではないことも含まれてしまう。しかし自分起因のミスって自分打牌ごとに起こり得るじゃないですか。例えばRMU代表の多井隆晴プロのように、麻雀におけるミスが少ない人が最終的に勝っていくと思っているのでそれを目指したいですね。

―後半に続く―
第2回 松本吉弘 後編「フロックで勝ったと思われないために」

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松本 吉弘@yoshihiro_npm
第25期發王。B1リーグ所属 第9回twincup優勝。普段は経理の仕事、たまに麻雀の講師をしている。

・関連リンク
松本吉弘が優勝/第25期發王戦

この記事のライター

斎藤 俊
入会1年目から雀竜位C級予選から駆け上がり第12期雀竜位を獲得。
門前と鳴きを使い分け、バランス良い麻雀を打つ。

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