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麻雀用語辞典 28.九種九牌、九種倒牌、急所、九索、九筒、九筒撈魚、牛歩、九萬、競技麻雀

麻雀用語辞典 28.九種九牌、九種倒牌、急所、九索、九筒、九筒撈魚、牛歩、九萬、競技麻雀

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九種九牌(キュウシュキュウハイ)

 九種九牌とは。これは最初、配牌から第1ツモが来たときの話なんですけれども、手牌をご覧ください。

ツモ

 ひどい配牌でございますけれども、第1ツモが。ヤオチュウ牌、1・9・字牌の数を数えてみましょう。9種類ありますね。8種類じゃないですよ。9種類、1・9・字牌がある手、第1ツモ時。親では配牌の時ですけれども、第1ツモ完了時点で9種類の1.9・字牌がある手牌を九種九牌といいます。九種九牌とは、第1ツモをした時点で9種類の1・9・字牌がある。純粋に九種九牌あるという形です。これを九種九牌といいます。

九種倒牌(キュウシュトウハイ)

 九種倒牌は、キュウシュターパイ、キュウシュトウハイといいますけど、第1ツモ完了時点で9種類の1・9・字牌があったときに、倒牌。倒しちゃうんです、手牌を。

 何やっているのって? 見てくれよ、9種類の1・9・字牌があるだろって。これで1回流す。もう1回やり直すよと。あまりにも悪い配牌ですから、やり直すという救済ルールです。九種九牌あったら、第1ツモの時点で9種類の1・9・字牌があったら流せるよというルール。そのときに、流すときは見せなきゃいけませんから、倒牌しなきゃいけませんから、九種倒牌と。私は、何がどうあっても流さないです。こういうルールがあっても。だって、あと実質3種類来れば国士無双ですよ。もったいないじゃないですか。

急所(キュウショ)

 急所とは。手牌をご覧ください。

 これは今、一向聴の形ですけれども、カンが急所なんです。こちら、が入ってテンパイしますけれども、残るのがカンが3枚になってもテンパイしますけど、残るのはカン。急所というのは、その手牌を和了に向かって進めるときに一番欲しいというか、必要なというか、苦しいところの事です。急所が残っちゃうとか、が急所なんだよという言い方をします。

九索(キュウソウ)

 。索子の9です。索子の9を九索といいます。

九筒(キュウピン)

 。筒とは、丸の種類の牌でございまして、丸を数えてください。9つありますね。それを9の筒子、九筒という言い方をします。

九筒撈魚(キュウピンラオユイ)

 九筒撈魚。撈魚というのは、河底撈魚という言い方をします。ちょっと中国語なので言いにくいところがありますが、麻雀の手役の一つで、最後の打牌で最後の河に切られた打牌でロンするのを撈魚。河から魚を取ってくるという意味でして、撈魚、漢字ではそういうふうに書きますけれども、九筒撈魚はこういうテンパイが入っています。

 きれいな手ですね。で和了れば、タンヤオ、平和、三色、一盃口なんですが、最後の打牌でが出てきた。ロン。リーチ、平和、河底撈魚ですが九筒撈魚という役になります。は魚の群れなんです。魚の群れに見立てたんです。そういう役満なんです。満貫にしていたローカルルールもありますけど、中国の古い古役として残されております。九筒撈魚。最後の打牌、最終打牌、河底牌でで和了ると。河底で打たれたをもらえると。非常に美しい役でございます。九筒撈魚。

牛歩(ギュウホ)

 牛歩とは、牛歩戦術とか、国会でもよく新聞にも書かれたり、皆さん、耳にされたことがあると思いますけれども、麻雀でもございます。特に悩む場面でもないにもかかわらず、考えて、考えて、例えばこういう手。首か何か振って、ゆっくり切って、実はこんな手になっている。

 それはないだろうって。牛歩戦術やめろよと。イライラさせるなよということありますね。それから、ネット麻雀。これも最近、見られる傾向ですけど、わざわざ持ち時間ギリギリまで使って打牌する方いますね。それは牛歩という戦術でございまして、ちょっと相手のリズムを変えたいなと思うときに使う戦術ではあるんですが、私はあまり賛成できないです。難しい手で考えるのは、チンイチをテンパイしたとか、いろいろありますよ、理由は。でも、なるべく麻雀というのは、自分の使う時間はなるべく少なくしたほうがいいんじゃないかなと。牛歩は使わないほうがいいんじゃないかなとは思いますけど、時には仕方ありません。

九萬(キュウワン/キュウマン)

 。萬子の一番大きい数字の牌ね。もう読んで字のごとし。九萬。

競技麻雀(キョウギマージャン)

 競技麻雀。私、18の時に競技麻雀の世界に入りました。それまでは何かといいますと、遊戯の麻雀、プライベートで友達とやったり、家族でやったり、会社の職場でやったり、遊戯の麻雀はあります。それから、健康麻雀というのも今は世界であります。高齢者の方たち、あるいは定年退職した方たちが認知症の予防に、ねんりんピックという日本の全国大会もありますように、健康を促進する意味での健康麻雀というのもあります。

 競技麻雀は技術を競い合うというか、大会麻雀と似ていると思うんですけれども、心身ともに技を磨く。磨いて、一堂に会して、その技をみんなで披露し合う、競い合う。勝ち負けを争うというのは、私は、競技の精神からは反すると思うんです。スポーツマンシップにのっとった公正な競技、それを競技麻雀。そういう場は、日本中たくさんあります。

 われわれプロ団体、私、最高位戦の人間でございますけれども、最高位戦でも主催している競技麻雀、たくさんあります。ホームページをご覧になっていただければ、競技麻雀という世界があることがお分かり頂けると思います。賭けが一切伴わない。参加費だけで楽しめる。そして、技術を競い合える。進化させていける、自分の麻雀を。そういう世界が競技麻雀でございます。

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