麻雀未経験の方にとって、リアル麻雀はなかなかに敷居が高いもの。「とりあえず無料の麻雀ゲームから始めてみたい」と思ったものの、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからないという方もいるのではないだろうか。そこで本記事では、基本無料で楽しめるおすすめの麻雀ゲームをご紹介しよう。【おすすめポイント】では課金要素や料金についての情報も添えているので、ゲームを選ぶ際の参考にしていただきたい。
雀魂-じゃんたま-
【おすすめポイント】
- キャラが可愛い!それでいながら麻雀は本格的
- プロ雀士やVtuberが本格的に参戦。配信動画やコラボ企画も多数
- キャラやアイテムにこだわらなければ、完全無料でプレイ可能
数あるオンライン麻雀ゲームの中でも、特に高い人気を誇っているのが『雀魂-じゃんたま-』だ。魅力的なキャラクターを前面に押し出し、これまでの麻雀ゲームのイメージを一新した。Vtuberや動画配信との相性も抜群で、これまで麻雀に触れてこなかった新たなファン層を開拓し続けている。肝心の麻雀ゲームとしての内容も申し分ない。Mリーガーをはじめに数多くのプロ雀士が積極的にやり込んでいることからも、そのクオリティの高さは実証済みだ。雀魂における課金は、新しいキャラを入手することが主な目的となる。また、「銀の間」以上では場代となるコインが必要で、足りなくなった場合には課金して補充することも可能だ。ただし、コインを入手する方法は多く、基本的には無課金でもどんどん対局をすることができる。
セガNET麻雀 MJ
【おすすめポイント】
- アーケード版でおなじみの演出・実況が楽しめる
- 人気コンテンツとのコラボやイベントが充実
- 公式戦、イベントに参加する場合に課金が必要なことがある
- 課金ゴールドがなくても、MJチップで対局できる
全国各地のアミューズメント施設で好評稼働中の麻雀ゲーム『MJ』。アーケード版の迫力そのままに対局を楽しめるのがPC版、モバイル版のMJだ。独自の段位システムやアバターのカスタマイズなど、アーケード版で好評の要素が盛りだくさん。パズルRPG『ぷよぷよ!!クエスト』とのコラボなど、セガならではのイベントも充実している。
アーケード版での対局をスマホでリプレイ、スマホやPCでの段位をアーケード版に引き継ぐといった機能も搭載。基本プレイ無料だが、公式戦やイベントに参加するためには「MJチップ」もしくは「ゴールド」を使用する。これらのアイテムが不足した場合には課金してコールドを購入する必要があるだろう。
天鳳
【おすすめポイント】
- 登録ID数は630万超!実力が近い相手とすぐにマッチング
- 演出やキャラ要素は一切なし。シンプルかつ硬派な対局に集中できる
- 最上位卓「鳳凰卓」でのプレイには課金が必要
2022年4月現在で登録されたID数が630万を超える国内最大級のオンライン麻雀ゲーム、それが『天鳳』だ。最大同時接続人数もトップクラスを誇っており、実力の近いプレイヤー同士が時間を置かずにマッチングする確率が高いのが魅力。派手な演出やキャラクター要素は一切なく、シンプルで洗練された卓上では実力伯仲の白熱した対局が繰り広げられる。
最上位の「鳳凰卓」でプレイする場合は、定額制による課金が必要となる。とはいえ、鳳凰卓に挑戦できるのは七段以上の上級者プレイヤーに限られる。鳳凰卓でのハイレベルな戦いに備え、無料プレイで雀力を磨きながら七段への昇段を目指してみてはいかがだろうか。
麻雀格闘倶楽部Sp
【おすすめポイント】
- アーケード版に始まり、20年の歴史を誇る人気シリーズ
- ゲームモードが豊富でキャラ育成要素もあり
- 課金で雀石の購入が可能
- オンライン対戦には専用クレジットの「MG」が必要
Mリーグチームのチーム名に採用されていることでもおなじみで、アミューズメント施設で稼働を始めてから20年の節目を迎えたのが『麻雀格闘倶楽部』シリーズ。モバイル版となる『麻雀格闘倶楽部Sp』は豊富なゲームモードが売りで、人気シリーズならではの安心感のある対局が楽しめる。
ゲーム内ではキャラクター育成要素も実装されており、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士がモデルの「プチプロ」が登場する。プチプロはゲーム内アイテムの「雀石」を使ってチャレンジするガチャによって入手するのが一般的だ。オンライン対戦には専用クレジットの「MG」が必要となるが、MGが不足した場合は雀石をMGに交換することもできる。
雀龍門M
【おすすめポイント】
- 美しいグラフィックと美麗なキャラクター
- リアルさを追求した演出、シャンテン数が表示が斬新
- 無料戦と有料の公式戦がはっきり分かれている
オンライン麻雀ゲームの人気シリーズ『雀龍門』の最新作がモバイル対応版の『雀龍門M』だ。「スマホ向け超美麗本格3D麻雀」というキャッチフレーズの通り、リアルさと美しさに徹底的にこだわり抜いた作品となっている。打牌する際に表示される手のアニメーションをカスタマイズできるほか、卓や牌のグラフィックも鮮やかだ。美麗なキャラが続々と登場するのも魅力の一つ。対局画面では、シャンテン数が表示されているのが特徴的だ。
ゲームモードには、その名の通り課金不要で東風戦が楽しめる「無料戦」が用意されている。ゲーム内通貨を消費してチャレンジする「公式戦」とのすみ分けがハッキリしているのは、プレイヤーにとってはわかりやすい。
ジャンナビ
【おすすめポイント】
- パソコン・スマホでデータが共通、いつでもどこでも楽しめる
- 「一位条件」ボタンで、トップに必要なアガリのパターンを表示
- 月額制でオンライン対局が無制限に
プロ団体の枠を超えて、5団体から総勢70人以上のプロ雀士が連日参戦しているのが『ジャンナビ』だ。パソコン、スマホと共通データで利用できるため、時と場所を選ばずに対局が楽しめる。対局画面上で特徴的なのは「一位条件」ボタン。トップをとるために必要なアガリのパターンが表示されるのは便利な機能だ。
無料会員はオンライン対局の回数に制限があるが、月額制のプレミアムコースに加入すれば、段位戦などが無制限で打てるようになる。対局上限に達した場合には検討してみるとよいだろう。また、ジャンナビにはプロ対局モードが設けられているため、どのプロが参戦中かリアルタイムで確認できる。運がよければプロと対戦できるというわけではなく、自分が選んだプロと確実に手合わせできるのが特徴だ。なお、プロとの対局にはプロチケットの購入が必要となる。
オンライン麻雀Maru-Jan
【おすすめポイント】
- とにかくリアル!全自動卓の牌の混ざり方まで再現
- フリー雀荘で打っているような感覚を楽しめる
- トップをとれば場代が実質無料となるため、対局に緊張感が生まれる
グラフィックやサウンドはもちろん、全自動卓の牌の混ざり方までを再現して「リアル」にとことんこだわっているのが『オンライン麻雀Maru-Jan』だ。スマホやパソコンはもちろん、Amazon Fire TV版など多彩なプラットフォームで楽しめる。自分の麻雀偏差値や全国順位がわかる「オンライン麻雀試験」など、雀力アップのための無料コンテンツも充実している。あらゆる角度から自分の打ち筋を分析できるのが魅力で、なんと1167種類もの対局データが蓄積される。
Maru-Janでは対局のたびに場代となるポイントを支払い、トップを獲得すれば消費したポイントがすべて返ってくる仕様となっている。勝ち続ければ完全無料というわけだが、実際の消費ポイントは対局結果に大きく左右される。フリー雀荘のような緊張感のある闘牌を、自宅にいながらお得に楽しみたいプレイヤーにおすすめといえるだろう。
麻雀ロワイヤル
【おすすめポイント】
- Yahoo! JAPANのIDがあれば楽しめて、容量圧迫の心配もなし
- 公式戦のほかに、独自の「ロワイヤル戦」でも熱い対局が楽しめる
- 公式戦、ロワイヤル戦ではプレイチケットが必要
「Yahoo!モバゲー」内でプレイできる人気オンライン麻雀ゲーム、それが『麻雀ロワイヤル』だ。Yahoo! JAPANのIDがあればすぐに遊べる手軽さに加えてアプリをダウンロードせずにプレイできるため、スマホやパソコンのハードディスク容量を圧迫する心配も無用。オーソドックスなオンライン対局を楽しめる「公式戦」のほか、特徴的なゲームモードとして「ロワイヤル戦」が用意されている。点棒と各プレイヤーに与えられた「ジュエル」を奪い合う東一局のみの対戦で、短期決戦ならではのスリリングな展開を味わえる。半荘をプレイするほど時間に余裕がない場合でも手軽に麻雀ができるのがうれしいポイント。
練習戦は完全無料で、公式戦・ロワイヤル戦ではプレイチケットが必要となる。対局結果によってチケットが獲得できるほか、イベント開催時にはチケットを獲得、消費チケットの減少といったお得なチャンスが用意されている。
麻雀ゲームの課金について
ここまで無料でも楽しめるオンライン麻雀ゲームを紹介してきたが、どのゲームにも少なからず課金要素はあるものだ。ここでは、麻雀ゲームの課金について2点補足しておこう。
課金の目的は基本的に2種類
オンライン麻雀ゲームでメインとなる課金要素は大きく、「対局への参加費用」と「キャラクターをはじめとしたアイテム獲得」に分けられる。場代に関しては一局ごとに発生、定額制で遊び放題のサブスクリプション方式など様々なケースがあるため、プレイするゲームを選択する際には必ず確認しておこう。
課金に対するスタンスでゲームを決める
無料で遊ぶことにこだわって完全無課金を貫くのか、一定の課金によってより充実した環境で麻雀をしたいのか。このような自身のスタンスによってゲーム選びが変わってくる。無課金を貫きたい場合は、無料で遊べる機能が充実しているゲームを選ぶべきだろう。一方で、多少の課金は許容できるという場合は、自分が魅力を感じる機能を備えたゲームを優先して選択するとよいだろう。
まずは無料で麻雀にチャレンジ!
麻雀初心者にとって麻雀牌を用意したり、雀荘に足を運んだりするのはなかなかハードルが高いことだ。無料かつお手軽に本格的な対局が楽しめる麻雀ゲームは、そんな方々の強い味方となってくれるだろう。本記事で紹介したタイトルはいずれも麻雀ゲームとしてのクオリティーが高く、無料で十分に楽しめるものばかり。ぜひ、今回紹介したゲームで気楽に麻雀デビューを果たしてほしい。