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鈴木優が決定戦初挑戦で最高位に輝く!地方所属選手として初の最高位戴冠成就!/第46期最高位決定戦

鈴木優が決定戦初挑戦で最高位に輝く!地方所属選手として初の最高位戴冠成就!/第46期最高位決定戦

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11月17日に第46期最高位決定戦最終節が行われ、鈴木優がトータル115.8ポイントで初の最高位を戴冠した。

▼決定戦進出選手紹介記事はこちら


今期決定戦に進出したのはディフェンディングで連覇の臨む醍醐大、A1リーグで上位成績を収めた園田賢、新井啓文、鈴木優となった。鈴木優はこれが初の決定戦挑戦となった。

鈴木優が小四喜和了を含む3トップで2位以下を180ポイント以上引き離す!最終節は11月17日(水)ABEMAにて放送/第46期最高位決定戦 第4節結果

決定戦は各節4戦、5節にわたって行われ、計20戦で最高位を決する戦い。序盤の2節では醍醐、園田が先行したが、第3節では新井が3トップで巻き返し。そして第4節では鈴木優が3トップで大きく抜け出して最終節を迎えることとなった。

18回戦終了時点の成績 ©ABEMA

17回戦で苦しい4着となった鈴木、18回戦では2着となるが、2位の醍醐が連勝、この時点で差は49.3ポイント。スタート時は182.2ポイント差だったことを考えるともうこの19回戦目でほぼ横並びとなってしまうかもしれない、そんな状況での19回戦となった。

19回戦南4局 新井のリーチ ©ABEMA

残り2戦で少なくとも自身のポイントをプラスにしなければ優勝が見えない新井。この19回戦は場を支配して醍醐を3着、鈴木を4着として完璧な並びでオーラスを迎えていた。この親番でもタンヤオ・平和・ドラ1の高め三色リーチで更にポイント差を縮めにかかった。

19回戦南4局 鈴木の2000 ©ABEMA

仕掛けて2000点。着順浮上する聴牌を入れていた鈴木、新井のリーチに打ち込むとかなり厳しい4着となり優勝が危ぶまれる場面となる。

新井のリーチを受けて一発目に持ってきた[7]、全く索子は通っておらず、非常に怖い牌だったがこれを押し切り、新井から2000点のアガリで醍醐をかわして3着に浮上。この着順浮上は最高位をぐっとたぐり寄せるアガリとなった。

19回戦終了時点の成績 ©ABEMA

鈴木と醍醐の差は71.0ポイントとなり、これはトップラスで11000点差、トップ3着だと31000点差をつける必要がある。新井、園田の優勝条件はあまりにも厳しく、一つでも上の最終順位を目指した選択になる可能性が高くなった。

最終戦は新井が着実にアガリをものにしてリード。トータル2位も目指せる状況で局は進んでいき、その事は鈴木の最高位への道が一歩ずつ近づいていく事を意味していた。

南4局、最後の醍醐の親番をかわせば優勝の鈴木が厳しい配牌から役無し聴牌に辿り着き、躊躇なくリーチに出た。

20回戦南4局 鈴木の優勝を決めた5200 ©ABEMA

[⑦]が使えない手形だった醍醐からのアガリで鈴木優が最高位の座を掴み取った。

最終結果 ©ABEMA

初の決定戦進出で最高位戴冠を決めた鈴木は東海支部の支部長を務める。本部所属選手以外の最高位戴冠は今回が初めてとなった。

「ずっと怖かったです。最終戦までに貯金を使っても、最後に着順勝負になる状況になっていれば自分の麻雀は打ち切れるかなと思いひよらずに打ちきろうと考えていました。勝因を挙げるとすれば19回戦オーラスの[7]を押してアガリきった場面かなと思っています。東海支部も自分より後輩の子がどんどんタイトルを取って活躍していて、自身は麻雀の勉強を積み重ねながらA2リーグ、A1リーグ、決定戦と進めてきて非常にいい経験をすることができたなと感じています。家族や後輩やお世話になった方々、ファンの方々などなど、全員には直接感謝を伝えきれないかもしれないんですが、ちょっと前までは麻雀打つ時は勝ちたい、勝ちたいとばかり思っていたんですけど、たくさんの応援の声を受けて、勝ちたいよりも、勝つところを見せたいという気持ちに変わっていきました。第46期最高位になりましたが、来年の決定戦までに更に麻雀を磨いてまた来年戦いたいと思います。そして私は赤アリ、オカあり麻雀得意です!よろしくお願いいたします!」と喜びと感謝、そしてMリーグへのアピールを口にした。

関連URL

配信アーカイブ
▼ABEMA

▼ニコニコ生放送(19回戦まで)

▼OPENREC

最高位戦日本プロ麻雀協会HP

歴代最高位

第1期 灘 麻太郎(順位率部門)・川田 隆(得点部門)
第2期 田村 光昭
第3期 小島 武夫
第4期 小島 武夫(2)
第5期 田村 光昭
第6期 狩野 洋一
第7期 大隈 秀夫
第8期 青野  滋
第9期 金子 正輝
第10期 佐藤 孝平
第11期 金子 正輝(2)
第12期 金子 正輝(3)
第13期 西田 秀幾
第14期 飯田 正人
第15期 飯田 正人(2)
第16期 飯田 正人(3)
第17期 飯田 正人(4)
第18期 徳久 英人
第19期 井出 洋介
第20期 飯田 正人(5)
第21期 五十嵐 毅
第22期 岩川 聖基
第23期 飯田 正人(6)
第24期 金子 正輝(4)
第25期 飯田 正人(7)
第26期 古久根 英孝
第27期 古久根 英孝(2)
第28期 飯田 正人(8)
第29期 尾崎 公太
第30期 古久根 英孝(3)
第31期 張 敏賢
第32期 張 敏賢(2)
第33期 飯田 正人(9)
第34期 飯田 正人(10)
第35期 村上 淳
第36期 石橋 伸洋
第37期 近藤 誠一
第38期 新井 啓文
第39期 村上 淳(2)
第40期 近藤 誠一(2)
第41期 近藤 誠一(3)
第42期 村上 淳(3)
第43期 近藤 誠一(4)
第44期 坂本 大志
第45期 醍醐 大
第46期 鈴木 優

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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