こんばんは、忘年会会場でひたすら最強戦ファイナルを見ていたまろちょふです。
今日は記憶に新しい12/11(日)に行われた麻雀最強戦ファイナル2016 予選B卓での角谷ヨウスケプロの一打を紹介します。
TOPのみが決勝卓へと勝ち抜けとなる東一局北家6巡目。
ドラ
あなたはこの場面、何を切りますか?
角谷プロは打を選択しました。
一番手広く受けるためには打となりますが、タンヤオと三色を睨んだ打点寄りの選択と言えます。
一発TOP取り勝負というのもこの選択となった理由の一つでしょう。
次順のツモでも打としてタンヤオを確定させています。
いざというときのタンヤオ仕掛けも狙いのうちであると考えられます。機転の利きやすい角谷プロらしい選択と言えるでしょう。
東2局のこの手牌も直後に放たれるをポンしてトイトイでのあがりを決めました。
そしてダメ押しとなった一打はこちら。
TOP目で迎えた南一局。三色ドラ1でテンパイしている状況。古橋プロと茅森プロの立直がかかっている状況です。
ぎりぎり通せる牌を切り続けテンパイを継続しましたが最後のツモが。のノーチャンスではありますがビハインドな状況の二人の立直。
何があるかはわかりません。
ここでの角谷プロの選択は・・・・
なんとツモ番のない立直に踏み切りました。
さえ通れば立直棒を出すこと自体はほぼノーリスクと言えますが、ここで攻めきる姿勢が角谷プロの強さだと感じました。
結果は茅森プロからの河底での一発出あがりとなり、12000。一気に勝負を決定づけました。
決勝ではラスになってしまったものの、雀王の強さを視聴者に伝えるには充分な内容だったのではないかと感じました。