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小山剛志|声優界でも麻雀界でも頼もしい「小山のアニキ」

小山剛志|声優界でも麻雀界でも頼もしい「小山のアニキ」

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魅力的な低音ボイスを活かし、数々のアニメや映画などに出演する声優として知られているのが今回紹介する小山剛志さんだ。小山さんといえば、麻雀最強戦の配信冒頭にて真剣な面持ちで番組開始の口火を切るシーンがおなじみだろう。さらに、声優界きっての雀豪としても有名で、麻雀店の運営にも関わるほど麻雀に心血を注いでいる。マルチに活動する小山さんの麻雀に懸ける情熱の源はいったいどこから来ているのか。今回はその背景に可能な限り迫っていきたい。

目次

小山剛志さんの基本情報・プロフィールデータ

名前

小山剛志(こやまつよし)

異名

小山のアニキ・兄貴

生年月日

1967年10月4日

職業

声優・俳優・歌手・プロデューサー

出身地

愛知県

血液型

A型

趣味・特技

麻雀・野球・空手・旅行

本人公式SNS

Twitter
YouTube

主なタイトル・出場大会

第3回ノーレート雀荘対抗戦:チーム優勝・個人優勝

経歴

1992年:早稲田大学卒業後に舞台役者として活動を始める
1999年:『∀(ターンエー)ガンダム』フィル・アッカマン役で声優デビュー
2007年:自ら作詞作曲した『真・うたわれるもののテーマ』で歌手デビュー
2011年:麻雀最強戦の番組MCになる
2015年:「麻雀オクタゴン」開店
2021年:第3回ノーレート雀荘対抗戦で団体と個人優勝の2冠

声優界は麻雀の腕利きが多いことでも知られるが、小山さんはその中でも屈指の実力者だ。多くの声優が参加する「二次元業界麻雀部」のリーグ戦では5連覇を達成したことがあり、業界でも一目置かれている。麻雀に対する愛情もとどまることをしらず、自ら大会を立ち上げて「『声優グランプリ』公認!声優界<雀王>決定戦!<J-1グランプリ>」を開催したほどだ。

小山剛志さんの活動

小山さんは低音ボイスを生かして数々の役柄を演じる声優として人気を博している。アニメを中心にゲームキャラの声や映画・ドラマの吹き替えなど、声の仕事は多岐にわたり、歌手やラジオ出演など、さまざまな場面でファンを魅了している。また、小山さんは舞台や映画の出演だけでなく、演劇やイベントのプロデューサーとしても活躍している。舞台役者の経験がある小山さんならではの活動といえるだろう。

小山剛志さんのおすすめ動画

Mリーガーと五分に渡り合う

腕自慢の有名人が強豪麻雀プロに全力で挑む企画『麻雀の鉄人』に小山さんが出場。対局相手は鈴木達也プロ(協会)に加え、Mリーグ赤坂ドリブンズに所属する村上淳プロ(最高位戦)と鈴木たろうプロ(当時協会・現最高位戦)という難敵揃い。本動画では、強豪相手に怯むことなく堂々と麻雀を打つ小山さんの姿を見ることができる。数多くの麻雀番組に関わる小山さんだが声の仕事を務めているケースも多く、実際に麻雀を打つシーンはとても貴重。小山さんの対局の様子を見たい方には一見の価値ありの動画となっている。

女子高生に麻雀を熱血指導

女子高生で声優の林鼓子さんと白河みずなさんによるYouTube番組『音泉女子高生』に、麻雀を教える先生として登場した小山さん。出演に際して、自ら麻雀牌を持ってくるほどの熱の入れようだ。この動画は小山さんを招いた麻雀企画の第1回で、まずは牌の名前を覚えようというもの。初心者にもわかりやすいように小山さんが簡単な言葉を使って教えてくれるので、麻雀初心者の方も楽しめる動画となっている。懇切丁寧に麻雀を教えていく小山さんからは、麻雀へのただならぬ情熱が感じられることだろう。

小山剛志さんと麻雀

小山さんが麻雀を始めたのは高校1年生の時。仲間内で始めてみたところ、いつしか週末に遅くまで麻雀を打つのが習慣になるほどハマっていたそうだ。

それ以来、麻雀にずっと接してきた小山さんは2011年より麻雀最強戦のMCに就任し、麻雀を仕事とするようになる。小山さんの麻雀に対する熱い気持ちは仕事でも遺憾なく発揮され、2021年の麻雀最強戦ファイナルでは瀬戸熊直樹(連盟・TEAM RAIDEN/雷電)の劇的な倍満ツモ逆転優勝を目の当たりにし、人目憚らず涙したことも。

さらに、小山さんは2015年に「麻雀オクタゴン」を開店させて、雀荘経営にも乗り出した。声優業などの合間を縫ってオクタゴンに顔を出し、初心者講座や店内リーグ戦などでさまざまな層に麻雀の魅力を伝えようと精力的に活動中だ。

小山剛志さんの麻雀の実力-強さ-打ち方

小山さんの麻雀スタイルを一言で例えるなら、「メリハリのある麻雀」だ。守る時はしっかりとガードを固め、未練を残さず守備に徹する。しかし、ひとたび攻撃のチャンスが訪れると、放銃の危険性を厭わずに強気な選択を見せるのが小山さんの麻雀の魅力だ。また、門前での手牌進行が多めでリーチを好む一方、鳴き仕掛けは少なめ。小山さんは重厚かつ繊細な打ち回しが魅力の打ち手といえるだろう。

小山剛志さんの対局時の様子

第3回ノーレート雀荘対抗戦 2021/11/20

全国の雀荘が参加し、それぞれがチームを組んで日本一の雀荘の座を競う「ノーレート雀荘対抗戦」。2021年の第3回大会には、小山さんが経営する「麻雀オクタゴン」も参加した。決勝に駒を進めたオクタゴンチームは、配信された決勝卓でもその実力を発揮。小山さんらメンバーが各々でポイントを伸ばし、大量リードを持った状態で最終試合へ。大将を務めた小山さんは最終試合でも堂々たる闘牌を見せ、オクタゴンチームは見事優勝を果たした。小山さんは個人の部でも優勝し、見事に2つの栄冠を手にしたのだった。

麻雀 BATTLE ROYAL 2019 2018/11/11

『麻雀BATTLE ROYAL 2019』では、「モンド麻雀プロリーグ」から選抜された麻雀プロによる3チームに、小山さん率いる声優チームが挑む形となった。4人1組でそれぞれが1試合ずつ戦う本大会で、小山さんは大将として最終試合に出場。トッププロ相手にあわや番狂わせかと思わせるほどの健闘を見せた。なお、この時声優チームで次鋒を務めていたのが、のちにMリーガーとなる伊達朱里紗(連盟・KONAMI麻雀格闘倶楽部)である。

SNSでの評価・評判

声優としてのイメージが強い小山さんだが、「小山剛志といえば麻雀」というイメージもファンの間では強くなってきている。小山さんの麻雀の実力に驚く声も多く見受けられた。

声優界には雀豪が多く存在するが、必ずといっていいほど名前が上がるのが小山さんだ。

小山さんに触発されて麻雀を始める人も。小山さんの麻雀界への貢献は計り知れない。

最近はすっかり麻雀のイメージが強くなった小山さん。声優として小山さんを知っている方の間でも、雀士としての小山さんの一面が認識され始めている。

小山剛志さんのニュース・こぼれ話

声優業界の厳しさを吐露

生配信中の「たかちゃんねる」に小山さんが「乱入」という形で登場。旧知の仲である多井隆晴プロ(RMU・渋谷ABEMAS)と、リラックスした雰囲気の中で対談した。声優業界の厳しさについての話題では、今は売れっ子の小山さんが38歳まで声優とアルバイトの兼業をしていたといった驚きの内情も。

「麻雀オクタゴン」のGMに就任

2021年7月1日、麻雀オクタゴンの全株式が株式会社サイバーエージェントに移譲された。これによりオクタゴンはサイバーエージェントグループの傘下となり、ABEMA麻雀チャンネルの収録やイベント開催といったさらなる発展を遂げた。小山さんの肩書は、オーナーからGM(ゼネラルマネージャー)に変更され、麻雀界を支える人物としてますますその存在感を示している。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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