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中月裕子が初優勝/第19期女流名人戦

中月裕子が初優勝/第19期女流名人戦

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 最高位戦日本プロ麻雀協会主催のオールカマー女流タイトル戦「第19期女流名人戦」の決勝大会が4月6日に行われ、中月裕子(日本プロ麻雀協会)が初優勝した。中月は第7回μレディースOP優勝、 第16期日本プロ麻雀協会新人王に続く3個目のタイトルとなる。

 予選を59.3ポイントの3位で通過した相楽は、準決勝B卓オーラスで3着目だったが条件を満たす満貫のあがりを決め、トータル2位で決勝進出。

 準決勝A卓からは愛内よしえ(日本プロ麻雀協会)、佐月麻理子(日本プロ麻雀協会)、準決勝B卓からは中月、京杜なお(RMU)が決勝進出となった。

 2半荘でのトータルスコアで争われる決勝1回戦は愛内が南場の親番で2局連続の満貫をあがり50500点のトップ、京杜が2着、中月は3着、佐月が4着となった。

 2回戦、東1局に親番の佐月が2巡目でリーチに行くも中月が追いかけ立直で佐月から8000点を直撃。リードを得る。その後東3局の親番では、立直、ツモ、ダブ東、ドラ2の6000オールをあがり大きな加点。その後愛内も8000をアガるなどして2着目となったが、南3局に中月が愛内からの直撃などで大きなトップに。オーラスは親番の愛内が粘るも京杜のあがりとなり中月の優勝となった。

 優勝した中月は「準決勝のオーラスは本当に神様に愛されたなと思います。決勝の1回戦は流れるように終わってしまい、2回戦目は大きな条件が必要になったのでとにかくあがろうと思いました。終盤は難しい判断が続きましたが、しっかり押し切って自分らしく打つことができたと思います。応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。来年連覇することを目指してこれからも頑張ります。」と対局を振り返り喜びを語った。

決勝戦(2半荘)
1位:中月裕子 50.5
2位:愛内よしえ 25.1
3位:京杜なお 24.1
4位:佐月麻理子 ▲102.9

歴代女流名人

第1期 杉本 勝子
第2期 天路 圭子
第3期 梅崎 左池子
第4期 加藤木 英子
第5期 清水 奈津子
第6期 川原 玲子
第7期 清水 奈津子(2)
第8期 竹内 成子
第9期 小谷 ナナ
第10期 土井 裕美子
第11期 近藤 加那子
第12期 奥村 知美
第13期 横井 里美
第14期 北島 朋子
第15期 眞崎 雪菜
第16期 小池 美穂
第17期 真希 夏生
第18期 相楽 美佳
第19期 中月 裕子

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この記事のライター

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