日本最大の学生麻雀団体である一般社団法人学生麻雀連盟は、2022年1月16日(日)に「第26回青雀旗争奪学生麻雀選手権」の決勝を行い、徳島大学Liber(リーベル)チームが優勝した。
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大会結果
第26回目の開催となった青雀旗は、前年度までのペアマッチから、4人チーム戦にシステムを変更。述べ359名の学生が参加した。優勝を勝ち取ったのは、「徳島大学Liber(リーベル)」チーム。
今回の青雀旗決勝は1人1半荘を戦い、制限時間に達した時点で1半荘が終了していない場合は、そこでゲーム終了となる。
Liberは1回戦目、香山光輝さんがトップ、2回戦で福井崇人さんが2着とポイントを伸ばし、3回戦で中村智哉さんが2着で、その時点でトータル105.5ポイントを獲得。この3回戦時点で2位の場3チートイチームが4着に沈み、その差は103.2ポイント差。
盤石のトータル1位で最終戦を迎え、4回戦目でも長島琳太郎さんがトップと全連対で圧巻の優勝となった。
解説者 堀慎吾プロのコメント
今日は若い方たちの麻雀を見るのをすごく楽しみにしてきました。僕が若かった頃とは、ネットや戦術本が充実していることもあってか、麻雀自体のレベルがあがっていると感じ、興奮しました。すばらしい大会だと思います。僕は甲子園が大好きなのですが、それに近い感動的なものを見させてもらえて、とても満足しました。興味があったら是非日本プロ麻雀協会に入ってほしいです。
学生麻雀連盟理事長 山田独歩プロのコメント
今回は359名の学生に参加いただきました。その全員が、本気で喜んで本気で悔しがっている場面に出会えたことがすごく嬉しかったです。今後学生麻雀連盟を運営していく上で、もっとそういう思いをしてくれる学生さんが増えるように輪を広げていきたいと思いました。出場いただいても、見ていただいても楽しんでいただける場をより提供していきたいと思います。
朝日新聞社 藤田明人氏のコメント
麻雀界がMリーグができたりして変わっていく中で、みなさんのような若くて優秀な方がどんどん盛り上げていっていただけたらと思います。徳島大学の皆様の見事な戦いぶりはもちろん、他のチームの方の、できることをしっかり考えている姿が印象的でした。今日の皆様の対局を見て、私も勉強したいと思いました。
大会結果※敬称略
順位 | チーム名 | 選手名 |
---|---|---|
優勝 | 徳島大学Liber | 福井崇人 (徳島大学) 中村智哉(徳島大学) 香山光輝 (徳島大学大学院) 長島琳太郎(徳島大学) |
準優勝 | 場3チートイ | 関一将 (関西大学) 田中景介 (関西大学) 大鳥雄司 (関西大学大学院) 小堀誠人 (大阪産業大学) |
3位 | 八小組 | 菊地晃成 (東京医科歯科大学) 宮本岳 (立教大学) 髙橋雄大 (法政大学) 上中太陽 (横浜国立大学) |
4位 | まじきち | 小谷昂史 (慶応義塾大学) 横井隆太郎 (慶応義塾大学) 鄭 昊翔 (早稲田大学) 森見 優希 (慶応義塾大学) |
エクストラ対局
大会終了後、優勝した徳島大学Liberチームの中村さん、香山さん、福井さん、解説の堀慎吾プロによるエクストラ対局の東風戦が行われた。
オーラス、トップの目の堀プロと2着目の中村さんの差は1100点差。堀プロはを仕掛けてのシャンポン待ちでテンパイ。
アガればトップの中村さんはカン待ちの役ナシテンパイをリーチとすると、を引いて待ちが待ちに変化した堀プロから放たれたで直撃。見事な逆転トップを決めた。
大会概要
イベント名 |
第26回青雀旗争奪学生麻雀選手権(https://sma-seijanki.com/) |
開催日時 |
決勝:2022年11月16日(日) |
会場 |
スリアロβスタジオ |
参加資格 |
◆以下4つの条件を全て満たす、2人1組の学生 |
参加費 |
1チーム1万円(1人あたり2500円) |
競技ルール |
学雀連ルールに準拠(https://gakusei-majan.com/rule/) |
システム |
【予選】 |
実況・解説 |
実況:日向藍子(最高位戦日本プロ麻雀協会、渋谷ABEMAS所属) |
賞品 |
<優勝> |
後援 |
株式会社朝日新聞社(https://www.asahi.com/corporate/) |
協賛・協力 |
NASPAニューオータニ(https://www.naspa.co.jp/) |
主催 |
一般社団法人学生麻雀連盟(https://gakusei-majan.com/) |