麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は11月9日に、 渋谷ABEMAS 対 EX風林火山 対 セガサミーフェニックス 対 KONAMI麻雀格闘倶楽部 の対戦が行われた。

　第1試合は、ABEMASから多井、風林火山から勝又、フェニックスから近藤、麻雀格闘倶楽部から前原が出場。

　東場は近藤が攻めるも他者3名にとらえられる展開で南入。南入次点では接戦だった上位だが、南1局に親番で2局連続で双碰待ちの4000オールのアガリを決め一気に抜け出した。勝又への8000の放銃と勝又の4000オールのアガリで差を詰められたが最後は前原が逃げ切りに成功した。

　3勝目を飾った前原は「チームに貢献できたこと、応援してくださる方々に恩返しができたことが嬉しいですがまだまだ上を目指して頑張ります。ウチのエースは寿人です寿人がまだまだ頑張らないことには話になりません、高宮は日々強くなっているしこれからもどんどん強くなります。皆さんの応援が必要です。これからもよろしくお願いいたします。」とファンの方々への感謝を語った。

1位　前原（麻雀格闘倶楽部） +70.6
2位　勝又（風林火山） +13.6
3位　多井（ABEMAS） ▲20.8
4位　近藤（フェニックス） ▲63.4

　第2試合は、ABEMASから松本、風林火山から亜樹、フェニックスから魚谷、麻雀格闘倶楽部から前原が出場。

　東1局で、前原がの先制リーチを打つも、松本がタンヤオ・チンイツの待ちとなり、前原がを掴み松本の12000点のアガリでスタート。

その後は松本以外の3者が競った2位争いで場が進むが南1局1本場に前原が2000・4000のツモアガリで2着目に浮上。南3局では3000・6000のツモアガリで一気にトップ目の松本に肉薄。オーラスは接戦となったが、ラス目の亜樹が3000・6000のアガリで3位に浮上。ラス無し記録を続行させるあがりでフィニッシュとなった。

　3勝目となった松本は「今日は多井さんと僕で3着トップ作戦のつもりだったので、どちらかがトップをとれればよいと踏んでいたのでまさに作戦通りに進んでよかったです。スタメンは藤田社長が決めているのですが、今回初めて「二戦目で行かせてください！」と進言しました。自分から言って悪い成績になってしまうととても残念なので、成功してよかったです」と語った。

1位　松本（ABEMAS）+52.0
2位　前原（麻雀格闘倶楽部）+8.0
3位　亜樹（風林火山）▲15.7
4位　魚谷（フェニックス）　▲44.3

次回11月12日（月）はEX風林火山、UNEXTパイレーツ、チーム雷電、KONAMI麻雀格闘倶楽部が対戦。

麻雀格闘倶楽部が大きくポイント差を縮めた。

松本が5位に浮上した