麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は1月31日に、赤坂ドリブンズ 対 UNEXTパイレーツ 対 渋谷ABEMAS 対 チーム雷電 の対戦が行われた。
第1試合は、ABEMASから多井、Piratesから朝倉、ドリブンズから村上、雷電から黒沢の対局。
まずは東1局に親番の多井が先制パンチ。4000オールで先制する。
しかし村上が東1局1本場と東2局に2局連続でリーチをツモりどちらも2000・4000。リーチ超人の本領を発揮してトップ目に立つ。
そして東3局、好配牌から更なる加点を目指した村上だが、多井のリーチに一発で高めを掴み痛恨の12000放銃となってしまう。
一見仕方ない放銃に見えるが、本人のTwitterではこの放銃を反省するコメントも見られた。
親番での放銃を仕方がないと書いていただきましたが、トップ目につき切り順とドラが6であることから4切りがよいかなと思います。そもそも前巡にローピン切るべきか…痛恨の1局となりました(´;ω;`) https://t.co/j1FxsL7isH
— 村上 淳 (@zunzuntantan) 2019年2月1日
南2局で大きな転機。村上が1巡目にタンヤオ・赤1の聴牌。ダブル立直を打てば満貫が確定するが、良形変化を見てダマテンとする。
しかし手替わりを引かない間に朝倉の手が進み、ホンイツの18000が仕上がり、黒沢からのアガリを決めた。
ここまでほぼ出番のなかった朝倉がここから猛チャージ。南3局でも2000・4000をアガりオーラスは多井との点差を6200点差まで詰めて向かった
オーラスは多井、朝倉が仕掛けて聴牌を入れているところにラス目親の黒沢がリーチ。まさに火花散るめくりあいとなったが黒沢が朝倉のアガリ牌を掴み、朝倉がトップに浮上して終局となった。
朝倉は渾身の6勝目を飾り個人でもプラス3桁、チームポイントもプラスに導き3位浮上となった。「いままでのトップで一番、内容にも満足ができているし、鳥肌が立っているくらいうれしいです。残り少ない試合で、人生を左右するくらいのつもりで打っています。ポイントを維持しようとして維持できるゲームではないので最後まで気を抜かずに戦っていこうと思います。必ずファイナルに進出するよう頑張ります。応援よろしくお願いいたします!」と語った。
1位:朝倉(Pirates)+64.8
2位:多井(ABEMAS)+22.0
3位:村上(ドリブンズ)▲20.1
4位:黒沢(雷電)▲66.7
関連記事
第二試合の結果はこちら