麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2018」は2月5日に、EX風林火山 対 UNEXTパイレーツ 対 渋谷ABEMAS 対 TEAM雷電 の対戦が行われた。
第1試合は、風林火山から滝沢、Piratesから朝倉、ABEMASから多井、雷電から萩原の対局。
東2局に朝倉が大きな連荘。2度のアガリの後に2本場でリーチ・ツモ・平和・ドラ・赤・裏の6000オールを決めて大きくリードを広げた
その後東4局6本場で接戦だった下位3人の争いを脱却したのは多井。萩原とのリーチ合戦を制して2000・4000ツモで朝倉を追い上げる。
南2局3本場の朝倉の親番ではドラのを暗刻として2000・4000をすかさずアガり朝倉とは1200点差に。
オーラスでは滝沢の仕掛けの当たり牌単騎で聴牌、手替わりしたら放銃か?と思われたがしっかり当たり牌ので待ち続け見事なツモアガりで逆転トップを決めた。
ABEMASはこの時点で4位に浮上。3位のPiratesとの差も14.4ポイント差まで詰め寄ることに成功した
1位:多井(ABEMAS)+62.3
2位:朝倉(Pirates)+21.0
3位:滝沢(風林火山)▲26.3
4位:萩原(雷電)▲57.0
第2試合は、雷電から黒沢、ABEMASから多井、風林火山から勝又、Piratesから小林の対局。多井以外はメンバーチェンジ。
第1試合で苦しい4着となりほぼ後がなくなった雷電からは黒沢が出場。なんとしてでもトップを取ってファイナルシリーズ戦線に残りたいところ。
東1局、1本場と連続で小林からのアガリを決めリードを得るが、東2局に多井が6000オールを決め黒沢をかわしてトップ目に立つ。
その後もリードを広げた多井は親番の南2局1本場に59000点持ちからなんと国士無双を聴牌。
あがり牌のは山に1枚いたが、タンヤオ・七対子・ドラ2を黒沢がツモり3000・6000。かすかなトップへの道筋を残した。
しかし南3局と南4局1本場は多井がアガり逃げ切りトップ。黒沢は2着で雷電のファイナルシリーズ進出はかなり厳しい状況となった。
1位:多井(ABEMAS)+75.2
2位:黒沢(雷電)+8.3
3位:勝又(風林火山)▲22.0
4位:小林(Pirates)▲61.5
次回2月7日(木)は、EX風林火山、赤坂ドリブンズ、KONAMI麻雀格闘倶楽部、セガサミーフェニックスが対戦。
実況は松嶋桃、解説は最高位戦日本プロ麻雀協会の土田浩翔が務める。
順位 | チーム名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 218.6 | 76/80 |
2 | ドリブンズ | 204.9 | 76/80 |
3 | ABEMAS | 55.4 | 74/80 |
4 | 麻雀格闘倶楽部 | ▲40.5 | 76/80 |
5 | Pirates | ▲66.9 | 74/80 |
6 | フェニックス | ▲102.7 | 74/80 |
7 | 雷電 | ▲268.8 | 76/80 |
ABEMASが3位浮上!!
順位 | 選手名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 多井(ABEMAS) | 338.4 | 24 |
2 | 園田(ドリブンズ) | 286.1 | 28 |
3 | 滝沢(風林火山) | 206.7 | 28 |
4 | 寿人(麻雀格闘倶楽部) | 159.8 | 35 |
5 | 朝倉(Pirates) | 142.5 | 26 |
6 | 近藤(フェニックス) | 126.7 | 21 |
7 | 黒沢(雷電) | 116.9 | 22 |
8 | たろう(ドリブンズ) | 80.8 | 28 |
9 | 勝又(風林火山) | 60.9 | 24 |
10 | 前原(麻雀格闘倶楽部) | 24.3 | 26 |
11 | 茅森(フェニックス) | 19.7 | 26 |
12 | 松本(ABEMAS) | 9.0 | 25 |
13 | 亜樹(風林火山) | ▲49.0 | 24 |
14 | 小林(Pirates) | ▲99.9 | 26 |
15 | 石橋(Pirates) | ▲109.5 | 24 |
16 | 萩原(雷電) | ▲117.0 | 28 |
17 | 村上(ドリブンズ) | ▲162.0 | 20 |
18 | 高宮(麻雀格闘倶楽部) | ▲224.6 | 15 |
19 | 魚谷(フェニックス) | ▲249.1 | 27 |
20 | 瀬戸熊(雷電) | ▲268.7 | 26 |
21 | 白鳥(ABEMAS) | ▲292.0 | 25 |
多井が首位に復帰!!