麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」31日目が11月24日(木)に開催された。
第1試合結果記事
第2試合出場選手
東:小林剛
南:鈴木たろう
西:高宮まり
北:勝又健志
第2試合
東1局、高宮が3巡目に待ちで先制リーチ。
同順に親番の小林が追いつく。
高宮の当たり牌であるを引き入れ、待ちでリーチ。
高宮がを掴んで決着。
小林7700のアガリで親番連荘となる。
東1局1本場はたろうと勝又がリーチを打つも2人テンパイで流局。
続く東2局2本場、勝又がのシャンポン待ちで即リーチを敢行。
高宮が筋になったを選び放銃。
勝又2600の加点。
東3局は小林が絶好のを引き入れドラ2の先制リーチ。
これを受けて回っていた親番の高宮だったが、とのシャンポン待ちでテンパイまで辿り着く。
次巡にを引き入れ、三面張で追いかけリーチ。
高宮がを一発ツモ。
裏も1枚乗り、6000オールのアガリが決まった。
続く東3局1本場、高宮がダブのポンから仕掛けてテンパイ。
七対子のイーシャンテンだった小林がを選び放銃。
高宮7700のアガリ、連続加点で一気に突き抜ける。
東3局2本場は小林が再び待ちで先制リーチ。
見た目で5枚枯れていたが、山に残っていたをツモ。
2000・4000のアガリで2着目に戻り、高宮に迫る。
東4局、高宮がタンヤオ・ドラ2でテンパイ。これをダマに受ける。
そこに小林が七対子追いつく。を宣言牌にし、単騎でリーチ。
高宮が押し切ってをツモ。
2000・4000のアガリで4万点を超えた。
南入して南1局、勝又に大物手が入る。
現状でも跳満、四暗刻への手替わりもある弩級のテンパイ。
前巡に嵌の役無しテンパイを入れていた親番の小林。
ここでツモ切りリーチを選ぶが、山には0枚。
直後に勝又がをツモ。ツモ・發・混一色・三暗刻の7翻。
3000・6000のアガリが決まり、トップ争いに名乗りを上げてきた。
南2局は親番のたろうと勝又が仕掛け、そこに小林がリーチ。
3者とも待ちという珍しい状況になった。
制したのは小林。なんとを一発ツモ。
2000・4000のアガリでトップへ望みを繋いだ。
南3局も先制リーチは小林。のシャンポン待ち。
たろうも負けじとタンヤオで追いかけリーチを打つ。
この局は小林がをツモって決着となる。
1000・2000のアガリで勝又をかわし、2着目に浮上してオーラスへ。
オーラス、高宮が36400点持ち、小林が28800、勝又が28500、たろうが6300という並び。
高宮がの後付けで仕掛けると、溢れたを勝又が両面チー。
ほどなくしてをツモ、1000オールのアガリで1本場へ。
続くオーラス1本場、6巡目に勝又が単騎で即リーチを敢行。
高宮に隙を与えまいと軍師・勝又の目が光る。
第1試合の松ヶ瀬の単騎ツモが思い返される。
勝又も時間をかけずにツモ。
2000オールのアガリでトップが入れ替わった。
続くオーラス2本場、先制テンパイはまたも勝又。
をポンして待ちテンパイ。
そこに高宮がドラのを引き入れてリーチ。
どこから出ても条件を満たす3枚山の嵌待ち。
一発目に勝又がを引き、と変えプッシュ。
これを小林がチーし、ダブドラ2のテンパイを入れる。
3者ともトップを目指して絶対に譲れないめくり合いは、またも勝又が制す。
をツモ、1000オールのアガリで4万点を超えた。
オーラス3本場は勝又が仕掛けを入れるも、全員ノーテンで流局。
勝又がオーラスに大逆転を果たし、終局となった。
これで風林火山は3連勝。
勝又は個人スコアが松ヶ瀬に続く2位となり、好調ぶりが伺える。
一方ドリブンズは苦しい4連ラスとなってしまった。
第2試合結果
1位 勝又(風林火山)+62.4
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+11.1
3位 小林(Pirates)▲15.5
4位 たろう(ドリブンズ)▲58.0
第2試合各局詳細
11月24日トータル結果
風林火山(松ヶ瀬1着・勝又1着)+124.6
麻雀格闘倶楽部(伊達3着・高宮2着)▲4.5
Pirates(仲林2着・小林3着)▲10.6
ドリブンズ(丸山4着・たろう4着)▲109.5
風林火山が連勝を飾って大幅な加点に成功。一方でドリブンズが大きく苦しみ再び▲300ポイントを越えてしまった。来週以降の巻き返しを図りたい。
個人ランキングでは松ヶ瀬と勝又がそれぞれ個人1位、2位に浮上。二階堂姉妹がやや苦しむ中、チームを大きく引っ張っている。
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