麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」43日目が12月15日(木)に開催された。


第1試合結果記事
第2試合出場選手

東:松ヶ瀬隆弥
南:堀慎吾
西:園田賢
北:高宮まり
第2試合
東1局、園田がのポンから仕掛けて300・500のアガリ。

東2局はを暗刻にした園田が
を両面チー。5200の辛いテンパイを入れる。

マンズの清一色まで狙える松ヶ瀬がを切って放銃。
園田5200の加点でリードを築く。


東3局も園田。親番でをポンすると、高宮から2900のアガリ。
3局連続のアガリで主導権を握っていく。


続く東3局1本場は園田がをポンして辺
のテンパイ。
松ヶ瀬から1500のアガリ。

東3局2本場は高宮が嵌で先制リーチ。

堀が中スジのを選び放銃。
高宮が2600のアガリで局を進めた。


東4局は園田がドラ表示牌の嵌でドラ3の先制リーチ。

は山に3枚全て残っていた。
そこに堀が絶好のを引き入れて追いかけリーチ。

園田が一発で高目のを掴んで放銃。
リーチ・一発・タンヤオ・ピンフ・三色同順・一盃口、堀の12000のアガリが決まった。

堀がトップ目に立っての南入。
南1局、高宮がのポンから発進すると、
と
をポンして手牌を4枚に縮める。


ドリブンズ・たろうを彷彿とさせるかのような仕掛けに園田と堀は撤退。
しかし親番の松ヶ瀬はチャンス手のイーシャンテン。
構わず押していき、待ちでリーチを放つ。

松ヶ瀬が掴んだに高宮がポンの発声。
なんと4副露の裸単騎で親リーチに立ち向かう。


この時点で松ヶ瀬のは山に4枚、高宮の
は山に1枚。
しかし制したのは高宮。
をツモ、1300・2600の衝撃的なアガリを決めた。

南2局は好配牌を手にした親番の堀が4巡目にピンフ・赤1のリーチ。

ほどなくしてをツモ、2600オールのアガリとなった。

続く南2局1本場は松ヶ瀬がとドラ
のシャンポン待ちで先制リーチ。

そこに高宮が急所のを引き入れて追いかけリーチ。

五分のめくり合いになったが、この局も高宮に軍配が上がる。
をツモ、3000・6000のアガリで堀を捲りトップ目に立った。

南3局は松ヶ瀬と親番の園田が同じ待ちでリーチをかけるも、決着は付かず流局。

続く南3局1本場、供託回収を目指して園田、堀、高宮の各者が仕掛けていく。
激しい空中戦は園田が制し、堀から1500のアガリ。

南3局2本場、松ヶ瀬がのシャンポン待ちから嵌
に変えリーチ。

園田も押し返してタンヤオのテンパイ。

そこに高宮が最後のを暗刻にしてフリテン解消の満貫テンパイ。

直後に松ヶ瀬がを掴み、高宮8000のアガリ。
セーフティリードを築きオーラスへ。

オーラスは親番の高宮が50000点持ち、堀が31600、園田が20300、松ヶ瀬が-1900という並び。
園田は跳満で2着目に浮上する。
残したで上手く雀頭を作り、7巡目にタンヤオ・ピンフ・ドラ2の手でリーチ。

をツモ。条件を満たす3000・6000のアガリを決め、終局となった。

高宮は今期3勝目。
インタビューでは園田の真似をするお茶目な一面も見せた。

第2試合結果
1位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+64.0
2位 園田(ドリブンズ)+12.3
3位 堀(サクラナイツ)▲11.4
4位 松ヶ瀬(風林火山)▲64.9


12月15日トータル結果
麻雀格闘倶楽部(滝沢3着・高宮1着)+39.8
風林火山(瑠美1着・松ヶ瀬4着)+27.4
ドリブンズ(丸山2着・園田2着)+17.0
サクラナイツ(岡田4着・堀3着)▲84.2
麻雀格闘倶楽部、風林火山、ドリブンズが加点に成功する中、サクラナイツにとっては苦しい1日となった。苦しいムードを抱えたまま年越しはしたくない所、次の出番の日には挽回していきたい所だ。ドリブンズは6連続連対。着実に巻き返しを続けている。



第2試合各局詳細
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