麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」46日目が12月20日(火)に開催された。
第1試合出場選手
東:日向藍子
南:滝沢和典
西:鈴木優
北:渋川難波
第1試合
東1局、親の日向が2900のアガリで連荘。
東1局1本場は、優がリーチして一発でツモアガリ。2000・4000でリード。
東2局、魚谷がドラドラ七対子の単騎待ちででリーチ。
魚谷の河はタンヤオ牌が切られ、変則的。一発目にを持ってきた日向。逡巡するが、現物はなく、かの選択でを切って放銃回避。だが、次巡は自身の手が進み、が選ばれる。
魚谷の8000のアガリとなった。
東3局も魚谷のリーチが実り、さらに加点して親番を迎える。
東4局、優がバックでテンパイ。魚谷もバックの仕掛けで手を進めるが、アガリはリーチをかけた日向。2600で南入。
南1局は滝沢が先制。勝負手の優がテンパイしてを切って勝負するが、宣言牌は滝沢のアタリ牌。滝沢のアガリで局が進む。
南2局、優がを残して2枚切れのを捉え、123の三色を狙って進行。見事をチーしてテンパイ。アガって親番の南3局へ。
南3局、日向にドラのが暗刻になりダマテン。これに滝沢がつかまり、オーラスへ。
南4局、跳満ツモでトップになる滝沢。678のなら高目タンヤオピンフ三色でリーチ。
親の魚谷のリーチを受けつつ、アガリ牌だが一発目のツモ安目のをツモ切り、ツモの跳満のアガリにかける
は山に残っていたが、滝沢の元には現れず、流局となった。
南4局1本場、苦しい展開が続く滝沢。配牌も苦しいが、国士無双やがドラのため、ドラ色のホンイツに寄せて手を進めていく。
日向が七対子テンパイ。しかしテンパイするためには下家のピンズ仕掛けの滝沢に対し、ピンズを切ってピンズのテンパイになる。
少考してを切ると滝沢がポン。次巡日向はが暗刻になってしまい、これ以上ピンズを切ってのテンパイキープは厳しいと判断し、テンパイを崩す。
実際のところ滝沢の手はテンパイにはまだ遠い状態。
優も終盤に形式テンパイ。一人テンパイならトップで終了する局面。最後まで押していく。
終盤にテンパイした親の魚谷だが、最終手番でが手元に。
ピンズ模様で西家の滝沢には通っていない。しかし優の一人テンパイをゆるすと着落ちするため、長考。
魚谷はを切ってのツモ番ナシリーチを選択。優を降ろすことも視野に入れた。
結果は魚谷と優の2人テンパイで流局。
南4局3本場、優がアガればトップのピンフテンパイ。魚谷もバックでテンパイ。
そこに滝沢が出アガリ裏1の8000で2着目に浮上するリーチをかける。
魚谷は道中ドラのを引いて滝沢の河にあるのスジの対子落とし。のちにを引きのテンパイで復活する。
これまで押してきた優のもとに滝沢のアタリ牌が。息をついてを切った。
滝沢は魚谷の対子落としから、魚谷がノーテンと判断。次局はほぼなく、裏1で2着のこの状況ならと優からのアガリを選択。
結果裏ドラは乗らなかった。全体の着順は変わることなくゲーム終了。
難しい選択を迫られた長いオーラスだったが、魚谷がしっかりとトップを持ち帰った。
第1試合結果
1位 魚谷(フェニックス)+51.7
2位 優(Pirates)+4.7
3位 日向(ABEMAS)▲17.6
4位 滝沢(麻雀格闘倶楽部)▲38.8
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
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