麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」72日目が2月10日（金）に開催された。

第1試合結果記事

第2試合出場選手

東：多井隆晴

南：東城りお

西：鈴木たろう

北：二階堂瑠美

第2試合

東1局、東城が700・1300をアガってスタート。

東2局は親番となった東城がイーシャンテンからを暗カン。

これを見て多井がチーテンを入れかわしにかかるが、直後に待ちのリーチが放たれる。

結果は東城の一発ツモ。

更に裏が1枚乗り、6000オールのアガリが決まった。

東2局1本場も東城が物にする。

嵌のチーから発進、2000オールの加点に成功する。

持ち点は50,000を超えた。

東2局2本場はたろうがをポンしてあっという間のテンパイ。

1000・2000のアガリとなった。

東3局は東城がの形からドラのを連続で引き、三面張の先制リーチ。

勢いのままにを一発ツモ、3000・6000のアガリを決めた。

ここまで4回のアガリで持ち点は60,000点を超える。

東4局、東城が仕掛けてテンパイを入れたところに親番の瑠美からリーチが打たれる。

リーチを受けて東城は撤退。

終盤に瑠美がツモ、2600オールのアガリで2着に浮上した。

流局を挟んで東4局2本場。

東城がのシャンポン待ちで先制リーチ。しかし山には0。

そこに瑠美が役なしドラなしの2枚切れ嵌でテンパイ。

が山にあると読み、瑠美は追いかけリーチを敢行する。

多井がハイテイで安全牌に窮してしまう。

ノーチャンスのを選び、東城に痛恨の放銃。

東城が5200を加点して南入となる。

南入時点の持ち点は、東城が66,000、瑠美が20,800、たろうが11,200、多井が2000という並び。

南1局、瑠美がイーペーコーのテンパイを七対子に変えてツモ。

800・1600のアガリで局が進む。

流局を挟んで南2局1本場。

多井が自風のをポンしてたろうから1000のアガリ。

南3局は多井と親番のたろうが仕掛けでぶつかる。

多井はチャンタがついたことで満貫の手に育ったが、たろうの当たり牌を掴んで放銃。

たろうは1500を加点して連荘に成功。

続く南3局1本場、瑠美がドラとのシャンポン待ちで先制リーチ。

そこに多井が跳満確定の追いかけリーチ。

辺のテンパイを外して大物手に仕上げた多井だったが、当たり牌のを東城に回収されてしまう。

ハイテイで多井が掴んだ牌は無慈悲にも。

瑠美が8000を加点してオーラスへ。

オーラス、持ち点は東城が67,200、親番の瑠美が32,300、たろうが9,600、多井が-9,100という並び。

瑠美がたろうから2900をアガり連荘に成功。

続くオーラス1本場、東城がをポンして自力決着を狙う。

誰も追いつくことなくツモ。500・1000のアガリで終局となった。

東城は今季17戦登板して6勝目。

フェニックスは6位のサクラナイツと51.3ポイント差まで迫り、セミファイナル進出が現実味を帯びてきた。

第2試合結果
1位 東城(フェニックス)+89.5
2位 瑠美(風林火山)+14.1
3位 たろう(ドリブンズ)▲33.9
4位 多井(ABEMAS)▲69.7

2月10日トータル結果

フェニックス(茅森3着・東城1着)+64.0
ドリブンズ(丸山1着・たろう3着)+34.7
風林火山(松ヶ瀬4着・瑠美2着)▲46.2
ABEMAS(松本2着・多井4着)▲52.5

7位、8位のフェニックス、ドリブンズが加点に成功、特にフェニックスは6位サクラナイツまであと51.3ポイント差。1月末には最大350ポイント以上の差がついていた所をここまで縮めた。サクラナイツだけでなく、雷電もまだまだ何があるかわからない状況と言えるだろう。

丸山がようやく初勝利。これでまだトップを獲得していない選手はドリブンズの村上のみとなった。

また、個人スコアでは東城が220.7ポイントとなり個人5位まで浮上。さらに伸ばしていけばMVPの可能性も十分に見えてくる。

第2試合各局詳細

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