麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」88日目が3月10日(金)に開催された。
第1試合出場選手
東:岡田紗佳
南:二階堂亜樹
西:佐々木寿人
北:近藤誠一
第1試合
東1局、近藤がのシャンポン待ちでテンパイ。
は場に1枚切れ、は場に2枚切れかつフリテンだが、近藤はリーチに踏み切る。
同巡に寿人も絶好のを引いてタンヤオ・ピンフ・高目三色のテンパイ。
ノータイムで追いかけリーチを敢行する。
近藤ピンチかと思われたが、結果は近藤がを一発ツモ。
地獄シャンポンフリテンリーチ一発ツモという、Mリーグはおろか麻雀において滅多にない驚愕のアガリを決めた。
【3/10 1G 東1】
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) March 10, 2023
フェニックス #近藤誠一 が
満貫ツモ‼️
視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/yHDYSqDbZA #Mリーグ pic.twitter.com/9l8qa4Cp5N
東2局は親番亜樹の1人テンパイで流局。
続く東2局1本場は近藤がを仕掛けて亜樹から1000のアガリ。
寿人のリーチを受けた直後だったが、うまくかわした。
東3局、岡田がピンフのリーチを一発ツモ。
1300・2600を加点して近藤を追う。
流局を挟んで東4局1本場。
先制テンパイは暗刻の寿人。
ツモ切られたドラを岡田が暗刻からポンして場に緊張が走る。
そこに親番の近藤がのシャンポン待ちでリーチ。
岡田も両面の跳満テンパイで追いつくが、を掴んで近藤に放銃。
裏が1枚乗り、7700のアガリとなった。
しかし岡田も負けじとすぐに失点を取り戻す。
続く東4局2本場、タンヤオ・ドラ2のテンパイをダマに構え、寿人から5200のアガリ。
2着目に戻って南入。
南入時点での持ち点は、近藤が44,500、岡田が24,500、亜樹が20,900、寿人が10,100という並び。
南1局、から仕掛けた近藤が終盤に寿人のリーチ宣言牌を仕留め、3900のアガリ。
軽快に局が進む。
南2局は終盤までもつれて流局し、1本場へ。
岡田がタンヤオ・ピンフのリーチを一発でツモって2000・4000。
亜樹、寿人にとっては苦しい展開が続く。
南3局、ドラ対子の寿人がをポンして亜樹から5800の直撃。
早いアガリで連荘に成功、ここから浮上を目指す。
南3局1本場は寿人がの形からを切ってシャンポンでリーチ。
「引き算打法」の狙いがハマり、をツモって1300オール。
僅かに亜樹を捲って3着目に浮上した。
続く南3局2本場は岡田がチャンタでうまく仕掛け、亜樹から5200のアガリ。
近藤と10,700点差まで迫ってオーラスへ。
オーラス、持ち点は親番の近藤が45,900、岡田が35,200、寿人が14,100、亜樹が4,800という並び。
終盤に亜樹がタンヤオ・ドラ3のテンパイ。
ツモか直撃で寿人を捲るためダマに構えると、直後に岡田から当たり牌が打たれる。
少しトーンを落とした声でロンを宣言し、8000のアガリで着順変わらず終局となった。
東1局にミラクルなアガリを決めた近藤が逃げ切りトップ。
近藤は今季19戦登板して4勝目。
フェニックスの希望を繋ぐ一勝を飾った。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+65.9
2位 岡田(サクラナイツ)+7.2
3位 寿人(麻雀格闘倶楽部)▲25.9
4位 亜樹(風林火山)▲47.2
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
関連ページ
▼選手・チーム成績スタッツ