麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2022-23」94日目、最終日が3月21日(火)に開催された。
第1試合出場選手
東:松ヶ瀬隆弥
南:白鳥翔
西:園田賢
北:岡田紗佳
第1試合
チーム戦としては、レギュラーシーズン敗退濃厚のドリブンズ。
しかし園田はMVPが現実的条件としてるトータル6位。松ヶ瀬も出場し、MVP争いに注目が集まる。
東1局、親の松ヶ瀬がドラドラの先制リーチも、園田がタンヤオで仕掛けてアガリ切った。
東2局は岡田かカン待ちのイーペーコーで先制リーチ。
手の形が良くドラドラの親の白鳥。まっすぐに進めてリーチし、4000オールのアガリを決めた。
東2局1本場流局を挟み、松ヶ瀬がを先に切った待ちのリーチ。
がワンチャンスになったところで園田がをツモ切り8000の放銃となった。
東3局は岡田がタンヤオピンフドラ赤赤の待ちをダマテン。
が切られやすいと見たか、ダマテンにして園田から捉えた。
東4局は松ヶ瀬がソーズのホンイツへ。
親の岡田がを暗槓してドラ3のになるが、打ち出したを松ヶ瀬がチーして単騎テンパイ。
次巡松ヶ瀬がツモって3000・6000。2着目に浮上して南入。南1局、白鳥が待ちのノベタンで8000のテンパイ。
道中待ちになるを引き、ピンフの亜両面待ちにするか、タンヤオのノベタン続行の選択。松ヶ瀬がをポンしてを切っていることから、を狙ったか待ちに。
待ちを変化させ、岡田からで8000のアガリを決めた。
南2局加点した白鳥が親番で4000オール。さらにリードを広げる。
次局は園田がから仕掛けてソーズのホンイツへ。
岡田が待ちでテンパイしリーチをかけたその巡目に園田が待ちでテンパイ。
岡田が掴んだのは不運にも。園田の8000のアガリとなった。
白鳥に大きく差をつけられた親番の園田。
ここで加点がなければMVP獲得までははかなり厳しい条件になってしまうが、加点できず。南3局1本場に一人ノーテンで親を手放すことになった。
南4局2本場はMVPを争う松ヶ瀬をポンして3900のテンパイ。トップまでは届かないテンパイだが、大きな2着で終えられれば、次局トップを取った場合の条件が緩和される。
4位以内でセミファイナルに進出したい現状3位のサクラナイツ。ここでのラスは痛いが、ラス親の岡田がテンパイできず、流局で第1試合は終了した。
最終戦、松ヶ瀬のMVP獲得条件は62.9ポイント以上。1位で42,900点が必要になるが、現実的な条件である。
一方園田は112.0ポイント、92,000点以上の大きなトップが必要となった。
また、トータル4位サクラナイツと5位雷電との差は16.7ポイント。サクラナイツは23300点未満の3着は雷電と順位が入れ替わることになるため、最終戦はこちらも注目だ。
第1試合結果
1位 白鳥(ABEMAS)+74.5
2位 松ヶ瀬(風林火山)+17.1
3位 園田(ドリブンズ)▲30.8
4位 岡田(サクラナイツ)▲60.8
第1試合各局詳細
第2試合結果記事
関連ページ
▼選手・チーム成績スタッツ