2023年5月19日に最終日を迎えたMリーグ2022-23シーズン。日本プロ麻雀連盟の萩原聖人(インスタグラム:@hagiwaramasato_ml)、瀬戸熊直樹(@setokumanaoki)、黒沢咲(@kurosawasaki)、本田朋広(@104307)のチーム「チーム雷電(@RaidenTeam)」は、チーム初のファイナル進出を果たし、3位で今シーズンの幕を閉じた。
ファイナルが行われたその日、全チームに取材が行われた。
感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。
チーム雷電インタビュー
──今シーズンの振り返りをお願いします
黒沢「私はとんでもない最終戦を任されて、着順争いが苦手なので、誰かに譲ろうかなって思いながら(笑)でも試合前に監督がすごく気合の入る言葉をかけてくれたので、やりきることができて今はほっとしてます。」
「去年までの大きな負けでの悔しさよりも、今年は一時シャーレに届きそうな瞬間があったので、私はどちらかというと、今年のほうが本当の意味での悔しさを味わえたなと思ってます。」
萩原「結果的には本当に非常に悔しいファイナルになってしまったなと思います。それでも4人で均等に同じ回数出て、本当に4人で戦ったファイナルだったなと。だから来年も、まだどうなるか分からないんですけど、この4人でもし戦うことができるなら、本当に明確な目標に向かって今年より強いチームになるんじゃないかと思います。」
瀬戸熊「僕自身はすごい清々しいというか、やりきった感はあって。それはなぜかって言うと昨年度皆さんご存じのように1200マイナスしてレギュレーション云々関係なくチーム解体になってもおかしくないような大敗のなか、この4人で存続できたのは電通さんの温情と何よりもチームを応援してくれるファンの皆さんの声が届いたからだと思ってるんですね。」
「それで僕はセミファイナル突破だけは何が何でも果たすって気持ちでやってました。麻雀人生長いんで、チーム力と経験から考えてまだ優勝には早いとか自分の中では考えていて、今季は初めて(ファイナルの)経験値が積めた、次にステップを踏めたシーズンになったので、最高の年だったと僕は考えてます。」
本田「自分が良かったのはチームメイトがメンタルをうまい具合に持っていってくれたりとか、本当にチーム戦だなって感じれて、昨年のように足を引っ張ることなく最後まで駆け抜けられたのが良かったなって思ってます。」
高柳監督「瀬戸熊さんも言いましたけど、僕の中では清々しくやりきった気持ちもあって、すごい満足のできるシーズンだったなって思ってます。」
──この経験は来年以降に活きるものですか
高柳監督「もちろん活きると思いますし、何よりオリジナルのメンバーにこだわって5年間やってきて、ここまでずっと結果が出なかったんで非常に悔しい思いもしましたし、弱いとずっと言われ続けてきました。ただこの同じメンバーで勝てるというところを見せたいっていう想いも強くて、そして結果を出せたのが僕の中でもやっぱり一番嬉しいことだし、来年に対する手応えというものあります。」
──応援してくれた方に向けて一言お願いします
萩原「僕らが連れて来てもらったなという想いが本当に強いんですよね。本当に喜んでもらいたいのが応援してきてくれたUNIVERSEだという、そういう想いが強いシーズンだったなと思います。」
「だから、今年は泣かせることができなかったので、来年は勝って皆で号泣して黒沢さんの好きなシャンパンファイトをやりたいと思います!」
黒沢「わ~~楽しみです!」
©Mリーグ All Rights Reserved.