こんにちは!赤坂ドリブンズの広報担当です!今日もドリブンズメンバーの思考を1分程度で読める記事にして紹介していきます!
第6回は、11月13日2回戦のこの局面です。
南2局をトップ目で迎えた園田は、タンヤオの単騎テンパイでとメンツがあるところからをチーして単騎へ。果たしてこのときの思考とは!?
この1打は毎週日曜22時からAbemaTV Newsチャンネルで放送中の「熱闘!Mリーグ」内の「じゃいの眼」でも紹介されました。
そのコーナー内では、鳴いた要素として下記を紹介していただきました。
【攻撃要素】オヤである茅森選手の現物待ちとなってアガリやすい
【守備要素】オヤである茅森選手の現物を確保できるため、アンパイを切ってテンパイを維持することができる
これについて、ドリブンズ監督の越山が園田に質問する一幕がありました。
監督「これ、はチーしたわけなんだけど、仮に自分の河にがなかったらもチーするの?」
園田「鳴きませんね。そもそもとの比較での方がかなり優秀なのでは鳴きません。てか、自分の河にがあることもを鳴くファクターの1つなので、自分の河にがなければも鳴かないかもしれません」
これはどういうことなのでしょうか。
仮に自分の河にがない場合、からのチー待ちも普通にあり得るわけです。ところが、自分がを切っている場合にでチーして待ちが残る場合には、打の時点でからわざわざと何かのシャンポンテンパイを崩してを先打ちしたことになるため、ありえない手順になります。
つまり、園田は単に「チーの単騎」を選んだのではなく、「“自分でを切っている”チーの単騎」という死角に入る待ちを選んだというわけですね。
さらに、自分の河にがあり、でチーしてもう1枚を見せることでが2枚見えになります。もしなどの形で持っているプレイヤーがいるなら、を打ちたくなりますよね。そういった効果も狙っています。
そういった繊細なチーでしたが、最も称賛されるべきは「このチーをあらかじめ想定していたこと」だとチームメイトの村上は言います。
実は、チーの1巡前にはこの並び順↑でした。
これが、チーのときにはこう↓なっているのです。
こうすることで、チーの単騎待ちが読まれることを防止していったんですね。
じゃいの眼では、未公開映像を入手し、園田がを入れ替えた瞬間を紹介していました↓
村上「単騎の後、トイメンの打牌の前にと並んでいるところが一番美しいところだと思いますし、賢のすごいところだと思いますね。仮にが鳴けなかったとしても、この事前準備が評価される世界になってほしいと思っています」
が出てから鳴きを考えるのではなく、が出る前からチーを想定していたこと、それが真のファインプレーであり、仮にが出なかったとしても評価されるべきファインプレーに変わりないというわけです。
ドリブンズマッチレポート(https://mj-news.net/news/mleague/20181029111549)にもありましたが、準備できる男・園田が最高の準備を見せてくれました!
Go!Drivens!
■赤坂ドリブンズは、今週のMリーグには11月22日(木)に登場!19時からAbemaTV 麻雀チャンネルにて放送予定となっています。