EX風林火山チームインタビュー
ー首位でシーズンを終えた現在の気持ちを教えてください。
亜樹「当初の目標がファイナルシリーズ進出だったので、その目標が達成できて正直ほっとしています。」
勝又「僕もほっとしたというところが半分と、純粋に嬉しいなという気持ちが半分です。」
滝沢「途中からファイナルの事を強く意識していたので、まだ戦いの途中だなと思っています。」
ーおよそ140ポイント(ファイナルはレギュラーシーズンのポイントを半分持ち越し)をもってファイナルの戦いとなるのですが、このポイントについてはどう考えていますか。
亜樹「欲を言えばもう少し欲しかったのですが、楽をして勝ったわけではなく、苦しみながらこのポイントを維持できたので、良かったなと思っています。」
勝又「400を越えて、200以上もってファイナルシリーズにいきたいという気持ちはあったが、出来ることをやりきった結果なので、充分かなと思っています。」
滝沢「同じです(笑)」
ー滝沢さんへの質問なのですが、ここ数年不信が続いたところからの今回のMリーグでのこの復活劇はご自身ではどう考えられていますか。
滝沢「暫くこういう舞台で打っていなかったのですが、麻雀自体はすんなり入れて、集中して打つことができた感じがします。最初(少牌)はやってしまいましたが(笑)」
ー亜樹さんと勝又さんから見て、この滝沢さんの復活はどうですか。
亜樹「強いタッキーが戻ってきてくれたのは同じチームメイトとしてもとても嬉しいし心強く思います。もっと頑張れ!って思います。」
勝又「ここ数年結果はついてこなかったですが、もともとずっと一緒に麻雀してきて、強さは知っていたので、順当な結果かなと思います。」
ー滝沢さんが今回スランプを脱出できたきっかけは何かあったのでしょうか。
滝沢「ここ最近、ずっと麻雀していて、どこか不安な気持ちがありました。しかし、何故かこの舞台では無くなったことが大きな要因だと思います。やりながら、どんどん今までと違う気持ちで麻雀が打てていました。」
ーいよいよあと8日間のファイナルの結果をもって、優勝チームが決まります。ファイナルに向けての意気込みをお願いいたします。
亜樹「ファイナルに残ったからには目指すところは優勝のみです。ファンの皆さんのために、優勝が届けられるようにチーム一丸となって頑張っていきたいなと思います。」
勝又「ファイナルに向けて、レギュラーシーズンと同様に、全員が自分達らしい麻雀を打ち切ることができれば、結果がついて来るとおもいますので、残りの期間しっかり準備していきたいと思います。」
滝沢「相手も強く、自分一人の力では勝てないので、調子が悪ければ交代するなどの判断も相談して3人で頑張っていきたいと思います。」
ー「レギュラーシーズンでは勝負メシは何かありましたか?」
亜樹「序盤は鶏肉を食べていましたが、あまり効果ないなーと思って、それ以降は勝負メシは設定せずに食べたいものを食べていました。あと、とんかつはあまり効かないですね(笑)」
勝又「メシではないんですけど、滝沢さんがツイッターに書いてくださったのですが試合前にチョコレートを食べれた時は調子がいいのでなるべく食べるようにしています。滝沢さんが書いてくれてからは差し入れていただける事も増え、とてもありがたいです。」
そしてついに21人中、裏ドラがのっていないのは私だけとなってしまいました。
— 滝沢 和典 (@TakizawaRenmei) 2018年11月12日
先生にご所望の品を届けるなどして徳を積みます。 pic.twitter.com/xwfIAPhOFV
おそらく自分が打ってたらラスでした。
— 滝沢 和典 (@TakizawaRenmei) 2018年11月30日
ナイス2着! pic.twitter.com/tZQ6icQMpR
滝沢「コーヒー等、カフェインはなるべくとらないようにしています。トイレに行きたくなってしまうので。」
ー「EX風林火山が首位でレギュラーシーズンを終えることができた要因をそれぞれ一言で教えて頂けますでしょうか。」
亜樹「チームで不調者は現れると思うのですが、私はやや不調でしたがその中でもマイナスを抑えることができたと思います。それが大きな要因だったと思います。」
勝又「勝つときは手牌がついてきてくれた時で、それは当然なのですが、チーム全体でポイントがどんどん減っていくという期間がなかったこと。マイナスを重ねずに行けたことが首位で終えられた要因だと思います。」
滝沢「お互いの好不調をちゃんと判断して言い合うことができたこと。それを加味して誰が出場するとか、どう打つとかいう話ができたことが大きな要因です。」
常に日本プロ麻雀連盟の第一線で戦ってきた3人の絆、お互いの理解はとても深く、多くの修羅場を戦い抜いたライバルであり戦友であることが活きた結果がこの舞台での活躍に繋がった。
熱闘Mリーグでの滝沢の密着映像を見ると、今回の大活躍はより感慨深いものとなる。ファイナルシリーズの戦いの前に是非ご視聴いただきたいものである。
ファイナルシリーズ概要
3月2日(土)から始まるファイナルシリーズは、16日・17日を除く、毎週土日15時から計8日間にわたって開催され、1日3試合、合計24試合を予定。試合ルールはレギュラーシーズンと同様だが、進出する4チームはレギュラーシーズンでの獲得ポイントの半分(小数点以下第2位まで切り上げ)を引き継ぐ形で、ファイナルシリーズをスタートする。