RTD TOURNAMENT2019への最後の出場者2名を決める戦い
「RTD TOURNAMENT2019 Survival Match」が5月5日(日)に放送された。
4/28日放送分の2回戦を終え仲田が一歩リード、金と平賀はまだほぼ原点で多井が厳しい展開となった。
3回戦では、トータル3位の平賀が大きくリードして南2局を迎えた。平賀が52000、仲田が39500、金が6700、多井が1800点持ちと大きく点差が離れた1局で多井の見せ場が訪れた。小三元・西・ホンイツ・トイトイ・三暗刻の發待ちの11飜の聴牌。
通常であれば喜んでアガりたいこの手。しかし状況的に平賀からの直撃があまりにも大きいと判断した多井は大きな勝負に出た。
この局の結果は金への放銃となり、この半荘も4着。本戦への出場条件は厳しいものとなった。
四回戦は金が2位の本戦出場権に滑り込めるか。それとも平賀、仲田が出場権を守り切るか、という争いになった。
東場は接戦で進み、このまま終わると仲田、平賀が出場権獲得となったが大きな転機は南2局。平賀がで仲田のタンヤオ・赤3・ドラ2の12000に痛恨の放銃。これで金に条件を満たされる形となった。続く南3局も金が平賀から平和・赤3の8000を直撃。最終局も金がアガりきり、本戦出場を決めた。
仲田は「これ以上の出来の日はなかなかないと思います。ルールによって打ち方変えることはあまりしないので、リーチによって蓋をしないことのメリットを常に追っています。今回は数少ないリーチ(3回)がすべてあがれたのも良かったです。本当の戦いはここから始まるので、女流プロを背負った気持ちで戦っていきたいと思います。」と語った。
金は「(3着2着3着2着で通過したことに関して)今日は1回はトップをとらないといけないと思っていたので、こんな勝ち方もあるんだなと驚きました。勝たないといけない対局だと思っていたので、本当に嬉しいしホッとしました。プロ15年目になって雀王を連覇したりいくつかタイトルをとってもまだ届かないところがあるので、このRTDはようやく暴れられる舞台が来たなと思います。出場できない選手の思いを背負って全力で戦います。」と語った。
いよいよ5/12からは本戦が放送される。5/12に放送されるGroupAの対局者は小林剛(連合)、猿川真寿(連盟)、朝倉ゆかり(協会)、鈴木達也(協会)の4名となっている。
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