<近代麻雀プレミアリーグ2015後期 決勝>◇3日◇アメーバフレッシュスタジオ
近代麻雀編集部が厳選したプロ・著名人8名によるリーグ戦、近代麻雀プレミアリーグ後期決勝が3日、原宿のアメーバフレッシュスタジオで開催され、先月行われたサイバーエージェントカップで優勝した鈴木達也(日本プロ麻雀協会)が連勝した。鈴木達の勝ち上がりにより、サイバーエージェントカップ2位の鈴木たろうが繰り上がりで最強戦ファイナル進出となった。
決勝のメンバーは、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)、和久津晶(日本プロ麻雀連盟)、小林剛(麻将連合)、佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)。1回戦東1局で鈴木達が得意のチートイツを和久津からアガると、東2局3本場では残り1枚のカン8ソー待ちを力強くツモってリード。さらに手を緩めず南2局1本場ではドラの白アンコのリーチをツモってハネ満。69.1ポイントの大きなトップで2回戦に進んだ。
南2局 1本場 鈴木達也 ドラ
ツモ
2回戦も東1局の親で佐々木から7700をアガって優位に進めるが、南2局に小林が親でジュンチャンドラ2の12000をツモって鈴木達に迫る。オーラスでは親の佐々木が粘り、6本場でついに鈴木達から7700を直撃。7本場は鈴木達、佐々木、小林の優勝争いとなったが、最後は鈴木達がリーチツモドラ1をアガって逃げ切った。
小林は前期に続き2位。佐々木が3位、和久津が4位となった。これで鈴木達はサイバーエージェントカップに続き、最強戦予選を連勝。自身も調子の良さを感じており、「このままファイナルまで持続させて優勝狙います」と力強く語った。
◆近代麻雀プレミアリーグ 近代麻雀編集部が厳選したプロ・著名人8名によるリーグ戦。一人8半荘ずつ打って、上位4名を決定。上位4名で、ポイントをリセットして決勝戦(2回戦勝負)を行い優勝者を決める。ルールは麻雀最強戦ルールにのっとり、優勝者には12月12日に行われる「麻雀最強戦2015ファイナル」の出場権が与えられる。前期は魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。後期の出場メンバーは藤田晋、小林剛、鈴木達也、佐々木寿人、村上淳、鈴木たろう、滝沢和典、和久津晶。