4月5日(日)竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2020」の男子プロ代表決定戦「プロ雀士ランキングベスト16大会」が行われた。
▼公式アンバサダーに就任した楠栞桜(@Sio_Kusunoki)さんによる裏解説Youtube配信も!
今回のプロ雀士ランキングベスト16大会は、各団体の期首順位の上位選手かつ、今期の他の麻雀最強戦の大会への参加が予定されていない選手で構成されたまさに実力伯仲のメンバーによる戦いが繰り広げられた。
普段の8名での大会とは違い、予選各卓からトップ者のみが決勝進出というシステム。予選からギリギリの攻防が繰り広げられた。
A卓からはダンプ大橋、B卓からは矢島亨、C卓からは嶋村俊幸の代打での出場となった新井啓文、D卓からは古橋崇志が決勝に進出した。
予選B卓のオーラスは非常に熾烈で、矢島、醍醐、むくの3者があがればトップというオーラス。親番の西川はタンヤオの聴牌から矢島のアガリ牌のを止めて聴牌を維持。そして一番最初に聴牌を入れていたむくから矢島、醍醐のアガリ牌のが放たれ決着。頭ハネで矢島が決勝進出となった。
決勝戦は東3局に新井が親番で追いかけリーチで古橋から12000をアガって一歩リード。しかし東4局に4人聴牌の3軒リーチを一発ツモで制した古橋が4000オールでトップ目に浮上。
南1局では矢島がメンツ落としからのトイトイを嶺上開花で仕上げて2000・4000。
しかし南2局では新井がのトイツ落としからリーチ・一発・タンヤオ・平和・三色の12000を決めて再びトップ目となった。
オーラスは古橋と新井の熾烈な争い。一度流局となったが、1本場で新井がタンヤオのアガリを決めて優勝を勝ち取った。
嶋村の代打として出場して優勝を決めた新井は「嶋村さんはなんとしてでも出場したいと思っていたはずなので、その思いを背負って打ち切ることができました。南2局ののトイツ落としの手順は聴牌しなくなることもあるので賭けでしたが最高の仕上がりになってくれました。」と喜びを語った。
最強戦ランキングベスト16、ポールポジション活かしました!!
— 新井啓文 (@araikeibun) April 5, 2020
嬉しい!
ヘロヘロです。
2013以来のファイナルです。
前回はほぼ存在感ゼロで終わってしまきました。
今回こそ納得の麻雀を打ってきます!
最高位戦ラッシュきてるよー!!https://t.co/um1tZotI18
次回は5月10日(日)15時から「最強の麻雀戦術本プロ決戦」がAbemaTVにて放送。
新井啓文は鈴木大介、近藤誠一、新津潔に続いて4人目のファイナル進出者となった。