ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第540回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その20」Q30 打 ツモでカンのタンヤオドラ3ダマに受けるより、平和ドラ2の待ちでリーチできる方がよいとみて打とします。使われやすいドラそばのが上家から鳴けることよりは、自分でをツモってくることの方が多いというのもあります。上家が国士やチャンタ、マンズ以外の染め傾向でをツモったら切ってくると読めるのであればその時は打が有力...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第539回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その19」Q28 スルー をポンするかどうかという出題なので、手牌は と思われます。ポンしても緑一色は4シャンテン(一応クイタン1シャンテン。ホンイツ2シャンテン、チンイツ3シャンテンにはなります)。一方スルーして中張牌を引けば更に手広いくっつき1シャンテンになりメンゼンで良形満貫が狙えるので流石にスルーします。 もし勝敗...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第538回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その18」Q26 打 チートイツ1シャンテンとトイトイ2シャンテンの比較であっても、和了率はトイトイの方が若干上。メンツ手1シャンテンになった場合も、ツモはドラが出ていくのでそれほど有力とは言えません。最大で四暗刻がある以上打点ではもちろんトイトイ残し有利なので。チートイツ1シャンテンでアンコがある場合は、基本的にアンコを残...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第537回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その17」Q24 打 通常のリャンメンと、カンのフォローが残るエントツ形(のようなリャンメンとシャンポンの複合形)の比較。ソーズのリャンメンに着目してみると、ツモでテンパイした場合は打点では平和がつく分打有利(ただしツモった場合は打でも満貫)。アガリ牌の枚数は同じなので、を切ることでがスジになる分打有利。どちらも優劣にそこま...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第536回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その16」Q23 スルー 「鳴かないと間に合わないから鳴く」「鳴いても間に合いそうにないから鳴かない」これも見解が分かれやすい問題です。 たとえ安手悪形だとしても、テンパイであればリーチ相手に押すのは(少なくとも完全にベタオリするのに比べて)そこまで悪い選択ではありません。リーチが入る前ならもちろんテンパイしていた方がよい...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第535回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その15」Q22 打 ペンチャンと浮き牌の比較。これも異なる性質を持つ牌の比較として麻雀界で長年議論されてきました。ソーズ4連形からリャンメンができた場合はどちらも不要になるので、今回はピンズリャンメンに着目してみます。 を引いた場合。ペンチャンを残していればペンテンパイ。ペンチャンを外していればとソーズ4連形のくっつき1...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第534回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その14」Q20 打 5ブロックにするか6ブロックにするかも意見が分かれやすいところです。「5ブロックか6ブロックか」と考えると本質を見落としやすくなります。どちらも手牌の価値を高める為の手段であって目的ではありません。 基本は5ブロックとされるのは、メンツ手のアガリ形がそもそも4メンツ1雀頭という5ブロックだからです。5...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第533回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その13」Q18 打 ヘッドレス1シャンテン。中ぶくれ形は雀頭を作りにくいから打とされる方も多いと思いますが、中ぶくれ形を残してできるターツはいずれも雀頭を作りやすいので、基本的には雀頭が有る場合と同程度の価値があると思ってもらえれば結構です。 今回もリャンカンと中ぶくれ形という異なる性質を持つ組の比較になるので、ソーズの...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第532回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その12」Q17 打 今回も、AかBかで迷ったらCに着目して何を切るか考える方法でやります。今回Cに相当するのはマンズの4連形。ツモなら最高でタンピン三色まで有り得ると言っても、流石に高め一通が残るくっつき1シャンテンがよいとみては雀頭で残すのではないでしょうか。打もツモで4連形からトイツが出来た場合の受け入れで損します。 ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第531回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき その11」Q16 打 Q11でも申しましたが、牌Aと牌Bどちらを残すかで迷ったら、どちらを切っても残る牌Cに尋ねてみましょう。今回の牌Cはのリャンメン。をツモってテンパイした場合を比較してみると、打の方が高めイーペーコーが残る分有利。しかも今回の手牌は、打とするとだけでなくでもテンパイするので、実は受け入れ枚数でも打より打が...