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ネマタの戦術本レビュー第538回「片山まさゆきの楽勝麻雀 著:片山まさゆき  その18」

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Q26

 打

 チートイツ1シャンテンとトイトイ2シャンテンの比較であっても、和了率はトイトイの方が若干上。メンツ手1シャンテンになった場合も、ツモはドラが出ていくのでそれほど有力とは言えません。最大で四暗刻がある以上打点ではもちろんトイトイ残し有利なので。チートイツ1シャンテンでアンコがある場合は、基本的にアンコを残して打った方がよいと言えます。

 ただし、今回はドラと特に鳴きにくいトイツがあるので、和了率でもトイトイ残しが勝るとまでは言えないでしょう。南2局なのでここでアガればラス前。3900止まりになっても余裕を持ってトップを維持できるのであれば打に分がありそうです。(参考:「とりあえず麻雀研究始めてみました」より「チートイトイトイシリーズその1・序文と全体雑感」

Q27

 リーチ

 既にリーチドラ2の手。平和高め三色をタンピン変化と同程度の手変わり(実際には三色は崩れやすいので劣る)としても、良形変化は普通くっつきに近いので分岐点は5巡目程度。即リーチ有利とみます。

 「手役重視かスピード重視か」とよく言われますが、こだわるべきは手役というよりは打点で、スピードというよりはアガリまでの距離です。アガリまで1手で打点もそれなりに高いとなれば、目の前に見ているアガリを優先した方がいいことが多いですね。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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