こんにちは!赤坂ドリブンズの広報担当です!今日もドリブンズメンバーの思考を1分程度で読める記事にして紹介していきます!
第15回は、2月1日2回戦、園田賢の思考について。
2月1日、2戦目を打った園田はラスを引くと、クラブハウスに戻ってくるなり、ドアを開けるのと一連の動作のように倒れ込んだ。
園田「ごめんにゃひゃいm(_ _)m」
もう声にもならない。
いったい何が園田をここまで悔いさせたのか。
南2局、松本選手のオヤリーチを受けた園田。
攻めたいが、一発で引いたのはドラのだった。
チームポイント状況としては、アベマズだけには勝たれたくないところ。それを踏まえても、このドラは押しだと言う。
園田「2枚切れでシャンポンや単騎もないし、が宣言牌だからもなさそうだよね(とあればを最後まで引っ張らないことが多いため)。これは当然の押し」
このドラを当然のようにツモ切っていった。
次に引いたもツモ切った後、今度はを引く。
園田はここでオリを選択。
すると・・・
を引いた後に松本選手からが打たれる。
ハネマンのアガリ逃しだ。
園田「打つときに『ここが押せるギリギリラインだぜ』って思っちゃったんだよね。でも、ぐらいなら押してよかったよね(一刻も早くリーチしたいオヤが切りリーチのため。と持っていたら先にを外しているため、単純なのは薄そう)。なんで一発でドラを打ってまで押したやつがでやめんだよ」
確かに、普通の無スジなら押すのは厳しいかもしれないが、園田が言うように「ぐらいなら」押せたのかもしれない。
園田の後悔ポイント1点目は、を引いたときに再度熟考せずにでやめたことだろう。
しかし、園田がここまで後悔するのには、もう1つ大きな理由があった。
南3局、萩原選手からオヤリーチがかかった一発目、園田にもテンパイが入る。
が3枚見えで宣言牌のはかなり安全そうに見えるため、を切ることについては決まっているかとも思われた。
園田「いや、そんなことはないよ。確かに3枚見えだけど、最後のを持ってる場合にはから切りリーチになるんだから、やっぱり安全とは思ってない。誠一さん(近藤選手)の仕掛けもあるしね」
その上で、園田が出した答えは切りリーチだった。つまり、を勝負したのである。
園田「がポンされてるんだけど、はかなりヤマに残っていると思ってた。萩原さんの手出しのときにトイツ以上を決めたケースだけ嫌だなと思ってたけど、懸念はそれぐらいで、かなり勝負になると思ってた(※実際にその読み通り)」
しかし、結果は近藤選手に5,200放銃となった。
この後オーラスに松本選手にアガり切られ、「それだけは」と気を付けていたアベマズより着順が下の4着という最悪の結果となる。
園田「最悪だよね。南2局の押してこのも押すっていうのならわかる。逆に、南2局にオリてこのも押さないっていうのもわかる。でも、を押さずにを押すっていうのだけは良くないね」
個々の選択でも悔いはあるが、それ以上に園田が悔いたのはその組み合わせの悪さ。それをしきりに反省していた。
後悔を反省に変え、反省を推進力に変える。そうやって進んできた2018シーズンももう終盤戦。
園田がいよいよ最終決戦に向かう。
■赤坂ドリブンズのレギュラーシーズン最終戦は2月11日(月・祝)こちらから視聴可能です。