夕刊フジ杯争奪第13期麻雀女王決定戦の個人戦決勝が2月22日に行われ、中野ありさ(@codegeass_L)(ひまわり)が優勝を果たした。
中野ありさは女流モンド杯出場のチャンスがある「第6回女流モンドチャレジマッチ」の出場権を獲得した。
決勝メンバーは宮本祐子(ジャンバカくん)、水口美香(ハートランドミニ)、中野ありさ(ひまわり)、御崎千結(LAST FIGHT)。3回戦の対局を行い、トータル1位が優勝となる。
対局は、1回戦は三人が接戦の状況を水口が制して好スタート。中野は苦しい箱下の4着となった。
しかし、2回戦では中野が東4局の親番でリードを広げ、南2局では水口から5200の直撃。水口を4着にしてトップを取ることに成功。
3回戦は御崎、水口、中野はトップを取ったら優勝という条件になった。水口は東1局の親番で4000オールを決め一歩リード。しかし東2局1本場で親の中野がドラはないもののダブルリーチの待ち。終盤で南家の宮本が追い掛けリーチをかけたものの河底でを放銃。裏にが乗り水口をかわしてトップ目に。その次局もダブ暗刻の待ちのリーチをかける。水口も待ちの追い掛けリーチをかけ大きな勝負局に。完全に手詰まりとなってしまった宮本がを放銃となり裏1で12900。リードを広げた。
その後は水口が地道に点差を詰め、中野まで2000点差としてオーラスを迎えた。
南4局0本場では中野が聴牌時点で6枚残りの両面聴牌をいれるも惜しくも流局。親の御崎、水口も聴牌し、もう1局となった。そして1本場では御崎が終盤に七対子ドラドラのリーチを打つも流局。水口と中野も聴牌を入れていたが、中野は海底でオリを選択。
時間切れで最終局となった2本場は、水口と中野のアガリ勝負となった。中野が先にタンヤオの聴牌。ペン聴牌からシャンポン待ちに変化。水口は待ちの聴牌。山に5枚対2枚の対決となったが水口がを掴み中野が最後のアガリ。優勝を決めた。
優勝した中野は「楽な局面は一度もなかったですが、ここまで来れて本当に良かったです。毎回自分の選択は正しいのかなと自問自答しながら打ちました。最近祖父を亡くし、祖父の為にも頑張っているところを見せたかったです。早く地元に帰って、家族、祖父に報告したいです。」と涙ながらに語った。
■決勝配信URL
■今後の日程
4月11日(木) チーム戦準決勝
4月12日(金) チーム戦決勝
■歴代優勝者
個人戦
第1期 二階堂瑠美 (日本プロ麻雀連盟)
第2期 成瀬朱美 (日本プロ麻雀協会)
第3期 成瀬朱美 (日本プロ麻雀協会)
第4期 宇佐美うみ (最高位戦日本プロ麻雀協会)
第5期 佐藤かづみ (最高位戦日本プロ麻雀協会)
第6期 池沢麻奈美 (アマチュア)現日本プロ麻雀連盟
第7期 水瀬千尋 (日本プロ麻雀協会)
第8期 高宮まり (日本プロ麻雀連盟)
第9期 上野あいみ (日本プロ麻雀協会)
第10期 豊後葵 (日本プロ麻雀協会)
第11期 水瀬夏海(日本プロ麻雀協会)
第12期 水口美香(日本プロ麻雀協会)
第13期 中野ありさ(最高位戦日本プロ麻雀協会)
団体戦
第4期 JAJA雀
第5期 はこパラ
第6期 マーチャオ
第7期 Club NPM
第8期 Club NPM
第9期 かめきたざわ
第10期 雀サクッ
第11期 アルバン
第12期 Club NPM