2019年2月12日にレギュラーシーズンを終えたMリーグ。株式会社電通が指名した日本プロ麻雀連盟の萩原聖人(Instagram:@hagiwaramasato_ml)、瀬戸熊直樹(@setokumanaoki)、黒沢咲(@kurosawasaki)の3名のチーム「チーム雷電(@RaidenTeam)」は序盤に苦戦を強いられるも、12月には黒沢の好調で3位に浮上、しかし1/21にマイナスに転じてからは浮上のきっかけが見出せず無念の7位でレギュラーシーズンを終えた。
順位 | チーム名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 風林火山 | 281.7 | 80/80 |
2 | ABEMAS | 184.6 | 80/80 |
3 | 麻雀格闘倶楽部 | 39.2 | 80/80 |
4 | ドリブンズ | ▲8.7 | 80/80 |
5 | Pirates | ▲99.2 | 80/80 |
6 | フェニックス | ▲170.1 | 80/80 |
7 | 雷電 | ▲227.5 | 80/80 |
雷電は80戦中、1位は19回、2位は19回、3位は17回、4位は25回という戦いだった。平均打点、アガリ率などのデータはそれほど悪くないものの、聴牌率や失点が響いてしまったか。
順位 | 選手名 | TOTAL | 試合数 |
---|---|---|---|
1 | 多井(ABEMAS) | 476.3 | 27 |
2 | 滝沢(風林火山) | 314.8 | 30 |
3 | 寿人(麻雀格闘倶楽部) | 228.3 | 37 |
4 | 朝倉(Pirates) | 178.8 | 28 |
5 | 近藤(フェニックス) | 144.4 | 24 |
6 | 園田(ドリブンズ) | 123.2 | 31 |
7 | 黒沢(雷電) | 116.9 | 22 |
8 | 前原(麻雀格闘倶楽部) | 84.8 | 27 |
9 | たろう(ドリブンズ) | 30.1 | 29 |
10 | 松本(ABEMAS) | 22.1 | 27 |
11 | 勝又(風林火山) | 15.9 | 25 |
12 | 亜樹(風林火山) | ▲49.0 | 24 |
13 | 萩原(雷電) | ▲61.0 | 30 |
14 | 茅森(フェニックス) | ▲65.4 | 29 |
15 | 小林(Pirates) | ▲115.6 | 27 |
16 | 村上(ドリブンズ) | ▲162.0 | 20 |
17 | 石橋(Pirates) | ▲162.4 | 25 |
18 | 魚谷(フェニックス) | ▲249.1 | 27 |
19 | 高宮(麻雀格闘倶楽部) | ▲273.9 | 16 |
20 | 瀬戸熊(雷電) | ▲283.4 | 28 |
21 | 白鳥(ABEMAS) | ▲313.8 | 26 |
萩原は30戦の出場で着順は上から7-6-8-9、トータルポイントは▲61.0の13位。序盤はほぼ仕掛けずに手が遅くなる傾向にあったが、中盤戦以降は対応が見え、アガリ率、放銃率共に21人中6位の数値。特に終盤戦はチームに活力を与えるトップが多く、チームをけん引した。インスタグラムでの投稿や、テレビ、ラジオ出演時に萩原がMリーグをアピールしてきたことの功績は大きく、看板選手としての役割をしっかり果たしたと言えるのではないか。
瀬戸熊は28戦の出場で着順は上から6-6-5-11、トータルポイントは▲283.4の20位。着順争いでラスを引き受けてしまうことが多く、特に終盤戦での大事な戦いで結果を残せなかった。実績、実力は充分な選手であるだけに、今期の悔しさは誰よりも大きいだろう。
黒沢は22戦の出場で着順は上から6-7-4-5、トータルは116.9の7位に。中盤戦までに大きく活躍し一時個人首位の成績でチームを引っ張った。終盤戦ではやや苦戦したものの、チームを盛り上げる「セレブ打ち」は唯一無二の存在でMリーグに大きな華を添えたと言えるだろう。Pirates朝倉からのリーチ・一発・ホンイツ・七対子のアガリは記憶に新しい。
2019年2月13日午後 浜松町Mリーグスタジオにてプロ麻雀リーグ「Mリーグ」2018のファイナルシリーズ記者会見が行われ、その中で各チームメンバーのインタビューも行われた。
残念ながらスケジュールの都合で萩原は欠席となったが、瀬戸熊、黒沢両名に雷電の今期のMリーグの戦いについて伺った。