▼雀魂牌譜
東1局
起家は土田プロ。100人が100人を切りそうなものですが、土田プロは「第一打に字牌を切らない流儀」なので打。
1メンツかぶってしまいましたが…
そこから三色両天秤の1シャンテンに組んでツモで聴牌!
そして見事な高めツモ 結果的には第一打にを選んでいれば前図のツモで2600オール止まりだったものが6000オールとなりました。
新キャラ西園寺一羽の豪華な演出もあり場が大いに盛り上がります。まさに魅せる麻雀。を切らなかったのが正解かどうかはともかく、序盤のロスが結果的により高打点の和了を呼び込むこともあることを意識しておく必要はありましょう。
道中で星降る街さんの当たり牌になったドラを止める堅実なプレイをされた伊東ライフさんでしたが、ここでチャンタ三色の受けを見落とす打。第一打から字牌を切っていれば、ここでをツモったところで三色に気付けていたのではないでしょうか。仮に気付けなかったとしても、浮いている牌がではなくであれば、には特に残したくなるような理由もないのでが手元に残る可能性は高くなると言えます。
が残っていればをチーして聴牌。そうしていれば結果的に土田プロにが流れて先述の和了にはなっていませんでした。
第一打に字牌を切らない流儀の人曰く、字牌を切らないことで自然と今までとは違う道が見えるようになるとのことです。それは決して間違いだとは思わないのですが、我々は案外今見えている道ですら正しく見えてないものですし、今見えている道を正しく見通すことが出来るようになれば、自然と選ばなかった道も見通すことが出来るようになるものです。
「字牌から切れ」という題目で初めて麻雀ブログを書いてから15年以上経ちましたが、来年から私の麻雀論の集大成として「一姫でもわかる現代麻雀技術論」を雀愉ブログにて連載していくことにしました。もちろん引き続き「雀魂日記」も連載していくので何卒よろしくお願いします。 それでは皆さん、良いお年を。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。