四象戦の時期になりました。私は地道に段位戦を進めて行くことにいたします。段位戦と大会戦、更にはトッププロ同士が対決するリーグ戦がそれぞれリンクしていたら面白いと思ってこのような制度を考えてみました。100年後くらいに実現されてたらいいですね。
▼雀魂牌譜
東1局2本場
対門がポン打。トイトイの可能性もありますが、唯一見えていない役牌である絡みが本線。
が通ったということは暗刻。すなわち対門の手は周辺が雀頭で、待ちはをまたがないか本線。ピンズは通りますね。
質問:どうして南家はこの終盤に生牌のダブをツモ切ったのでしょうか?南家が役有り聴牌だとすれば、待ち候補はもうくらいだと思うのですが。デリケートな質問でしたか。
通ったうえでアガれる可能性はかなり低いので、ダマ満貫とはいえ降りるべきでした。目立つ仕掛けが入った時はもう一方もマークしておきましょう。
南1局
警告!森川さんにイカサマ疑惑浮上!KR-976は対局中の不正行為を決して許しません!
運気を上げるポーションを飲んで緑の龍が召喚されるのを待ちます。
上家の待ち候補はかしか残っておらず、の見え具合を踏まえると後者である可能性が非常に高い。切りでも跳満聴牌を維持できます。
この時私は昔のことを思い出してました。こちらで紹介したCさんとNさんが牌譜検討をしていた時の話。Cさんの手牌はまさに今回のようにを切れば大三元聴牌でしたが2件リーチに超危険牌。実際にリーチ者一人は待ちでした。一方は現物。流石にを切ったのだろうと思っているとCさんは打。Nさんも、後から計算してみたら打の方が期待値上有利そうだとのこと。切りでも確かに小三元混一で跳満になるとはいえ、とても自分には選べない打牌だと驚嘆させられました。
実戦ではそこからリーチ者が三元牌をツモ切り、Cさんはポンしてフリテン単騎。結果は流局に終わりましたが、もし単騎をツモれていたら最高に熱かったですね。あれから15年後。まさか自分が実戦で似たような局面に遭遇するとは思ってもみませんでした。
これだけ引っ張っておいて結局ツモ切りしてしまう私。今回はも通ってないうえに、役満でもアガらなければ勝てなさそうな大きく沈んだラス目。東1局の放銃が無ければ選べていたかもしれませんね。
3連ラスを引いて大きく後退。しかしこの日は、「長く続けているからこそこんな出会いがある。麻雀はやっぱり最高に面白いゲームだ」と改めて認識させられるのでありました。それではまた次回。
雀魂 について
オンラインで全国のプレイヤーとリアルタイムに対戦できる麻雀ゲームです。
全世界のプレイヤーと対戦を行うことができる「段位戦」、チャットを送れる友人と好きなルールで対戦できる「友人戦」、プレイヤー同士で開催/参加できる「大会戦」など様々な対戦スタイルにより、麻雀の初心者から上級者まで幅広くお楽しみいただけます。