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神域リーグ監督インタビュー:村上淳「Mリーグの借りを神域リーグで返す!」

神域リーグ監督インタビュー:村上淳「Mリーグの借りを神域リーグで返す!」

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■プロフィール
名前:村上淳
誕生日:4月10日
Twitter:https://twitter.com/zunzuntantan
You Tube:ずんまるちゃんねる

――まずは自己紹介をお願いいたします。

最高位戦日本プロ麻雀協会という団体に所属しています。Mリーグでは赤坂ドリブンズ所属、村上淳です。

大学2年生の冬にプロテストに合格し、今は47歳です。麻雀プロ歴は26~27年で、けっこうたくさんいろんなタイトルも取っています。

 

――麻雀はどのようなきっかけで覚えたのでしょうか。

幼稚園の時、おじいちゃんの家で遊ぶものがなにもなかった中、将棋と囲碁と麻雀という三種の神器がありまして。そこで教えてもらいました。

囲碁は難しくて覚えられなかったのですが、将棋と麻雀はすっと入ってきて、それからずっとやってきました。

小学校低学年の頃には点数も言えるようになっていたので、英才教育でしたね(笑)

 

――どのようなきっかけでプロになられたのですか。

ずっと麻雀が好きだったので、中学生の頃からプロに興味がありました。

その頃から、牌譜集を取り寄せては楽しみに読んでいた麻雀オタクでした。

プロが書いている本も買い漁っていて、書店に行っては持ってない麻雀の本を全部買っていたくらいです。

 

――普段のスケジュールと、オフの日の過ごし方を教えてください。

試合以外の日は、大会などのゲストの仕事でみなさんと麻雀を打ったり、数名の方に麻雀を教える仕事をしたりしていますが、オフの時間のほとんどは麻雀の勉強をしています。

実際に麻雀を打ってその記録を採り、再現して話し合い、駄目だったところや読みが甘かったところを一生懸命探すというような勉強会にもいくつか参加しています。

また、試合に向けて、対戦相手の対局を見ています。麻雀って、一人一人打ち方が違うので、どういう打ち方をする選手なのかを事前に見て勉強するようにしています。

趣味と言えるのはお酒を飲むことぐらいですかね。あ、サウナも好きですし、酔っ払ってのカラオケも大好きです(笑)

最近はドリブンズのチームメイトである丸山奏子とYouTubeもはじめました。

 

――「機械オンチ」との噂を聞いています。そんな村上プロがYouTubeをはじめようと思ったきっかけを教えてください。

もっとMリーグを広げるにはどうすれば良いかと考えたときに、「麻雀を知らない人を引き込むしかないな」と思ったんですよね。

でも僕はグラビアとか出れるわけでもないし(笑)、僕ができることを考えて、それがYouTubeなんじゃないかな、と思いました。

 

――監督をやることになった経緯と、実際やってみてどう思われたか教えてください。

親しくしている多井さん(多井隆晴プロ)に誘われて「やります!」と二つ返事で引き受けました。多井さんに何か言われたらなんでもやるくらい信頼しています。

実際、詳しくなかったので、Vtuberの人たちの凄さに圧倒されましたね。とにかく応援している人が僕よりも何倍もいて、そのタレント性にびっくりしました。

こちとら麻雀しかしてこなかったので、現状で十分満足している状況だったのですが、神域リーグや配信者の方をきっかけに、麻雀の面白さを知ってくれる人がもっと増えるんじゃないかという期待が大きくなりました。

 

――チームの選手の印象を教えてください。

  • 白雪レイドさん(Aランク)

正直、Vtuberで「強い」と言われるレベルがわからなかったので、思っていたよりずっと麻雀がうまくて驚きました。

おしゃべりしているだけで「麻雀強いな」という感じが伝わってきて、『強い人を指名できたな』とあらためて思います。

 

  • ルイス・キャミーさん(Bランク)

神域リーグの前からずっと麻雀をやっていたのを知っていましたし、実際すごく強くて、麻雀に対しても論理的ですね。

本人は「ぴよぴよなんです~」と言ってましたが、押すところはしっかり押して、勝てそうな麻雀をしていると思います。

 

  • 歌衣メイカさん(Cランク)

一番伸びしろがありますね。話していて、麻雀のやる気も感じたので、ちょっとレッスンすればすぐ伸びるかなと思います。たくさんのめり込んで欲しいですね。

『本気でうまくなりたい』と思ったら急に伸びるんじゃないかなとも思っています。

 

――チームアトラスはどのような雰囲気のチームなのでしょうか。

3人ともあったかく迎え入れてくれて嬉しかったですね。

よそよそしい感じもなく、麻雀の話もしっかりできて、配信をやってみて心地良かったです。

なのでまた配信をやりたいなと思うんですけど、どうやって誘えば良いかよくわからないし、チャンネルの運用の仕方もあんまりわかっていないので、僕からは誘いづらいんですけど(笑)でもやりたいですね。

とにかくチームとしては雰囲気が良いと感じますし、麻雀も強そうに見えますし、ほんと僕さえ機械トラブルがなければ優勝候補なんじゃないかなと思っています。

 

――「こんなチームにしたい」という目標はありますか。

麻雀に対して真摯でありたいですね。麻雀にのめり込んで、その人なりのベストを尽くしてもらえると僕は嬉しいです。

やっぱりどんなゲームでも、勝敗があるものは真剣にやるのが一番面白いと思うんですよ。

誰かが『負けてもいいや』と思った瞬間にものすごくつまらなくなってしまうと思うので、とにかく真剣に勝ちに行くっていうことは最後まで意識して欲しいです。

麻雀なのでベストを尽くしても結果がついてこないこともあるんですけど、麻雀というゲームを最大限に楽しむために、3人には「最大に真剣に取り組む」ということを目指していただきたいと思っています。

 

――神域リーグではどんな麻雀を見せたいですか。

一番勝てると思う麻雀を真剣に打ちたいですね。

Mリーグでは足を引っ張りまくってしまったので、チームメイトの足を引っ張らないようにしたいです。

 

――大事な日の前の勝負メシ・ルーティーンなどはありますでしょうか。

勝負メシは、ステーキとそうめんです。

昔サイバーエージェントの藤田社長が「闘争心をアップさせるためには牛肉が一番だ」と言っていたので、真似して食べるようになりました。

そうめんは、応援してくれている方がいつもそうめんを贈ってくれるので、勝負の前に必ず食べています。

あとは、神頼みみたいなものですが、試合中は胸ポケットに子供からもらったお守りを入れていますね。

あんまり話していないのですが、試合につける「勝負パンツ」もあります(笑)

後輩が誕生日プレゼントにパンツをくれたんですよね。普段履かないようなブーメランで(笑)それを「じゃあ試合でつけるよ!」って言ってつけたら、その年すごい調子が良かったんですよ。それから対局の際には決まったパンツを履くというルーティンができました(笑)

僕の場合、パンツにしてもそうめんにしてもお守りにしても、”応援してくれている人からもらったらつける”というようにしてるんですよ。

でも一回つけてそれで終わりというのも違うかな思っていて、つけるものがどんどん増えていったという感じです。

 

――意気込みをお願いします。

参加するからには優勝しか考えてないですね。

Mリーグは個人もドリブンズも負けてしまったので、その借りを神域リーグで返そうと思っています!よろしくお願いします。

神域リーグ開幕戦の配信はこちら

この記事のライター

青森 りんこ
お店がどんどん減っていくなど、寂しくなる青森県を盛り上げるためにVtuberとしてバーチャル活動を開始。全力で地方創生に取り組みたいと、青森に会社も設立した。

冬は雪に囲まれている津軽地方で生まれ育ったため、インドア・ゲーム大好きっ子。中でも麻雀は大好きで、いつか麻雀で地域おこしもしたいと思っている。

神域リーグの公式ライターとして選手のインタビューを行う。

<実績>
・近代麻雀本誌特集「麻雀に熱いV」執筆
・近代麻雀本誌コラム「麻雀Vtuberランキング」連載
・書籍「初心者からぐんぐん強くなる麻雀何切る」構成
・近代麻雀本誌戦術コラム「コバゴー式麻雀メカニズム」構成(連載中)

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